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2019.04.09 16:00  マネーポストWEB

子育てママ、「役に立たない余計なアドバイス」にイライラの毎日

アドバイスが役に立たないどころか迷惑なことも(写真はイメージ)

 世の中には、役に立たない、求められてもいない不要なアドバイスを上から目線で繰り出す人がいる。子育て中のママにはただでさえストレスがかかっているが、そこに、「あなたのためだから」的な助言を聞かされるとイライラが募るばかりだという。富裕層が数多く暮らす東京・港区の麻布界隈。そこに住む“麻布妻”たちも、そんな役に立たないアドバイスに悩んでいるようだ。自身も麻布妻でライターの高木希美氏がリポートする。

 * * *
 私の周囲に限らない話だとは思いますが、子育てをしていると周囲からいろいろなアドバイスを受けることがあります。特に麻布妻の場合は学歴が高かったり日頃熱心に情報収集したりしているからか、他のママに自分の知識をひけらかす人も少なくありません。

 一種の「知識マウンティング」なのかもしれませんが、実際は役に立たない“クソバイス”であることも多いのが実情です。私の周囲のママ友に、“クソバイス被害”について聞いてみました。

◆そんなこと知ってるし

 2人目の男の子が1歳になろうかというケイコさん(仮名・以下同)が、1児の男の子を持つ年上ママに「うちの下の子、あんまり昼寝してくれないんですよね~」と何の気なしに口にしたときのこと。

 年上ママは得意気に「お気に入りのガーゼとか、仲良しのお友達として、小さなぬいぐるみを用意してあげたら?」と言ったそうです。「うちはそうしてるから、お昼寝に困ったことないの」「あとはYouTubeの『子供が寝る音楽』を流すとか。それですぐ寝るよ」と、延々続きます。ケイコさんが語ります。

「うち2人目だからそんなこと知ってるし、とっくに試してるし、それでも寝ないから話したのに……上から目線だなあと思いました。アドバイスはいらなくて、単なる雑談のつもりだったのに」

 ケイコさんにとっては、クソバイスだったようです。

◆高齢女性からの哀れみの言葉

 子育て経験者の大先輩からの助言でも、困るケースがあるそうです。自宅の近所にあるカフェで久しぶりにゆっくりお茶を飲んでいた弓子さん。偶然、同じマンションに住む高齢女性が隣に座りました。

 しばらくすると、ベビーカーに乗せていた子供が泣きながら起きて「ぱいぱいー」とせがんできたそうです。すると高齢女性が……。

「母乳育児なの? 母乳をむやみに欲しがるなんて。時間とか決めておかないと」
「そもそもこんな花粉が多い日に連れ回されて、かわいそうにねぇ。子供にも花粉はよくないわよ」
「小さい子の母親は、お茶なんて我慢するべきね。私の時は……」

 こうした「母乳なの?」という質問や「子供がかわいそう」という言葉は、子育て中のママにとってはイラッとするワードでしょう。

◆未婚女性からの雑なアドバイス

 サナさんは、2歳から息子をベビー公文などに通わせて、お稽古させようと意気込んでいました。そんなサナさんが、出身校であるお嬢様高校の同級生たちとひさしぶりにランチをした際に、未婚の同級生からこんな“アドバイス”をされたそうです。

「そんな小さいのに習い事させて意味あるの? かわいそう。ママと一緒にいたいと思うよ」

 やっぱり、「かわいそう」という言葉が出てきます。サナさんが「うちは母子分離して色々吸収してもらう方針なの」と語ると、「旦那さんは手伝ってくれるの?」と一言。

 サナさんが「最近、少しずつ手伝ってきてくれるようになってきたかな。マンマとかパパとか喋り始めたから、父親の自覚が出てきたみたい」というと、同級生は「当たり前じゃん! 男なんてさ、妊娠中の浮気とか多いんだし、父性なんてそう簡単に芽生えないよ。私の男友達も不倫中なんだけど、奥さん育児で忙しいから愛想尽きちゃったって言ってて、だからサナも気をつけたほうがいいよ」とまくしたてたそうです。

 まったくの余計なお世話。サナさんは私に「お嬢様学校出身者って、よくこういう頭でっかちな子がいるんですよね……。実体験が伴ってないから、雑なアドバイスにしか聞こえませんでした」と語りました。

 ママたちのストレスは、子育てそのものだけではなく、周囲の多くの雑音からも生まれているのは間違いないようです。

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