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2019.04.26 11:00  介護 ポストセブン

森昌子二度目の引退は、87才母の介護への覚悟。還暦の大決断

全国ツアーの合間を縫って都内に戻った森昌子

 突然の引退発表からおよそ1か月。自宅近くを歩く森昌子(60才)は少し疲れ気味だったが、その表情はどこか晴々としていた。

 森が今年いっぱいで芸能界から引退すると発表したの3月25日のこと。’86年、森進一(71才)との結婚を機に一度引退しているため今回は“二度目”。「もう復帰はない」と断言した。

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◆引退理由のひとつは、87才の母・幸子さんの介護

「会見では、引退の理由として“デビュー当時から娘のようにかわいがってくださったかたが亡くなった”と、恩師の死を挙げていましたが、理由はそれだけではないようです」(芸能関係者)

 別の理由とは、87才の母・幸子さんの介護だという。

「実はお母様の具合があまりよくないようで、最近は歩くことも億劫になり、横になったままのことも多いと聞いています。昌子さんはコンサートなどで留守にする時にはお母様の食事を準備しておき、食欲が増すように味付けを工夫したり、食べやすいように食材を細かく刻んだりと気を配っているそうです」(森の知人)

 森は’58年、食品会社に勤務する会社員の父と専業主婦の母のもとに生まれた。母は心臓が弱く病気がちで、森は幼い頃から台所に立ち、夕食の準備をしたという。一家の家計は苦しく、母は体調が回復すると得意の洋裁で内職をしながら森を育て上げた。

◆デビュー以来、森を支え続けた母への恩

 ’71年に『スター誕生!』(日本テレビ系)で初代グランドチャンピオンになり、翌年、歌手デビューした後、母は決して表舞台に出ることなく、陰で森を支え続けた。

「“花の中三トリオ”として大人気になり、多忙を極める昌子さんのために、幸子さんは毎日お弁当を作り、ポットに温かいおみそ汁を用意しておいたそうです。そこに“今晩もテレビを見てるから頑張ってね”という小さな手紙を添えて」(当時を知る芸能関係者)

 森は3人の男の子に恵まれたが、’05年に離婚。翌’06年に復帰したが、その間も森の傍らには常に母がいた。

「息子さんたちは多感な時期に差し掛かっていて、女親1人で育てるのは大変。昌子さんは近所に住むお母さんと二人三脚で子育てを乗り越えたそうです。長男はロックバンド『ONE OK 』のTaka、三男もロックバンド『MY FIRST STORY』のHiro、そして次男はテレビ東京の社員として活躍しています」(前出・当時を知る芸能関係者)

 森さんにとって、母には感謝してもしきれないほどの恩があるのだ。

「昌子さんが介護を放棄することは絶対にしないと思う。今はそれほど深刻な状態ではありませんが、今後、お母様の状態が悪くなっても、最期まで面倒を見るつもりでしょう。芸能界引退は、そんな“覚悟”の表れなのだと思います」(前出・森の知人)

 現在、森は年末までに130か所を回る最後の全国コンサートの最中だ。 

※女性セブン2019年5月9・16日号

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