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2019.04.28 15:00  マネーポストWEB

電波少年、ASAYAN、ねるとん… 平成前半に終わった名物番組の思い出

モーニング娘。は『ASAYAN』から誕生した(写真:時事通信フォト)

 平成という時代で大きく変わったのが、テレビの立ち位置。平成前半まではテレビが娯楽の王様でしたが、2000年代に入ってインターネットとスマートフォンが一気に普及し、猛烈に進化を遂げたことで、一気にテレビ離れが進みました。今回は、テレビがまだまだ“王様”だった平成前半に終焉を迎えた長寿番組について、ライターの金子則男氏が振り返ります。

【東京フレンドパークII(TBS系):1994~2011年】
 関口宏の司会のもと、ゲストが色々なゲームに挑戦する「フレンドパーク」。壁に貼り付く「ウォールクラッシュ」やホンジャマカと対戦する「ハイパーホッケー」が印象に残るアトラクションでしょう。家族で見るのにピッタリな番組は20年近く続き、関口宏は前身番組の『関口宏の東京フレンドパーク』(1992~1993年)、さらにその前の『クイズ100人に聞きました』(1979~1992年)と合わせると、合計30年以上も「TBS月曜19時の顔」を務めました。

【どっちの料理ショー(日本テレビ系):1997~2006年】
 三宅裕司率いる「三宅チーム」と、関口宏率いる「関口チーム」が、それぞれ1つの料理を素材から料理法までこだわり抜いて作り、出演者がどちらを食べたいかを決める番組。「ローストビーフvs北京ダック」「天丼vs親子丼」「回鍋肉vs麻婆豆腐」「カレーライスvsラーメン」「しょうが焼きvsハンバーグ」など、数々の名勝負が繰り広げられました。

【電波少年シリーズ(日本テレビ系):1992~2003年】
 平成のテレビ史を振り返る上で、決して避けることが出来ないこの番組。番組名はコロコロと変わりましたが、基本的には「芸人が無理な指令に挑戦する」というものでした。人気番組という枠を超えて社会現象になった「猿岩石ユーラシア横断ヒッチハイクの旅」、“坂本ちゃん”が東大を目指す「東大一直線」、懸賞品だけで生活する“なすび”の「懸賞生活」、さらに「松村邦洋vs渋谷のチーマー」「松本明子vsアラファト議長」など、伝説は数え切れません。

【ASAYAN(テレビ東京系):1992~2002年】
 番組スタート時は『浅草橋ヤング洋品店』という番組名だったものの、途中からバラエティ色が一気に強くなり、やがてオーディション番組へと変貌。中でも話題をさらったのがモーニング娘。でした。もともとは「女性ロックヴォーカリストオーディション」を行い、合格したのは平家みちよでしたが、それに漏れた5人(中澤裕子、飯田圭織、石黒彩、安倍なつみ、福田明日香)が集められ、モーニング娘。へと発展。国民的人気グループになりました。その他、鈴木あみ(現・鈴木亜美)、CHEMISTRYなどもこの番組出身です。

【マジカル頭脳パワー(日本テレビ系):1990~1999年】
「頭脳パワー」という番組名どおり、知識よりもひらめきや頭の柔らかさが要求されたクイズ番組。「マ~ジ~カ~ル~バ~ナ~ナ♪ バナナと言ったら?」というフレーズが今も頭に残っている人は多いでしょう。司会は板東英二、アシスタント(マジカルオペレーター)は永井美奈子アナが長い間担当していました。

【料理の鉄人(フジテレビ系):1993~1999年】
 1990年代、一時代を築いたのがこの番組。道場六三郎、陳建一、坂井宏行、中村孝明ら和・洋・中の鉄人がゲストシェフと特定の食材で料理の腕を競うというもので、見事な料理はもちろんのこと、ケレン味たっぷりの鹿賀丈史の振る舞い、審査員・岸朝子の「美味しゅうございました」なども印象に残りました。

【スーパージョッキー(日本テレビ系):1983~1999年】
 日曜の昼下がり、ひたすらバカバカしさを追求したこの番組。ビートたけし司会のもと、たけし軍団のメンバーが体を張った企画に挑戦する「THEガンバルマン」、熱湯風呂に入った時間だけ告知できる「熱湯コマーシャル」など、名企画は数知れませんでした。

【天才・たけしの元気が出るテレビ!!(日本テレビ系):1985~1996年】
 いま思えば、番組名に「天才・たけし」と付けるセンスもスゴいですが、天才という言葉が決して大げさに感じられないほど次々とヒット企画を連発したこの番組。「勉強して東大に入ろうね会」「ダンス甲子園」「早朝バズーカ」「勇気を出してはじめての告白」「江ノ島元気が出るハウス」、後の世界チャンピオンを生んだ「ボクシング予備校」など、その後のバラエティ番組で、似たような企画が何度も焼き直しされていることが、この番組の偉大さを証明しています。

【ねるとん紅鯨団(フジテレビ系):1987~1994年】
 素人いじりには定評があるとんねるずが、その才能を遺憾なく発揮したのが「ねるとん」。番組内容は「集団お見合いパーティー」で、「貴さーーんチェック!」「ご対面」「ツーショット」「告白タイム」「ちょっと待った!」など、決まりきった展開ながら爆発的な人気を博し、一時期は今で言うところの婚活パーティーが「ねるとんパーティー」と呼ばれていました。

【アメリカ横断ウルトラクイズ(日本テレビ系)1977~1992年】
「ウルトラクイズ」といえば、「お笑いウルトラクイズ」を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、本家はこちら。その名の通り、アメリカ大陸を横断しながらクイズをやろうという年1回放送のスケールの大きな番組で、「史上最大」のキャッチフレーズは伊達ではありませんでした。成田空港のじゃんけん大会、機内ペーパークイズ、どろんこクイズ、ニューヨークでの決勝戦など、「知力・体力・時の運」が要求されたこの番組。1998年に1度だけ復活しましたが、その後、復活していません。

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