ライフ

ラーメン店店主が推奨、『どん兵衛』は7分半待つのがベスト

『トイ・ボックス』店主の山下貴典さん

おいしいラーメン店には事欠かない昨今、カップ麺は押されがち? と思いきや、そんなことはない! 『ミシュランガイド2019』に掲載されたラーメン店主も、カップラーメンを食べているというのだ。

◆ラーメン屋 トイ・ボックス/ビブグルマン
 東京・三ノ輪の『トイ・ボックス』は、その名の通り、おもちゃ箱のような“ワクワク”を届ける店。川俣シャモなど5種類の地鶏をブレンドし、鶏と水だけで潔くシンプルに作る澄んだスープは、ラーメン通が愛してやまない

 店主の山上貴典さんは、「どん兵衛が目覚まし時計だった」と子供時代を振り返る。

「母親が作る朝ごはんは、毎朝『どん兵衛』(笑い)。“伸びるわよお~!”という母の声で、急いで飛び起きる。でも寝坊した時、いつもよりウマイ日があって、日々検証した結果、麺がもっちりする“7分半”がベストだと発見しました」

 そんな山上さんが作り始めたのは高級本枯節を使ったかつおだし。「お湯の代わりにかつおだしで、プレミアムどん兵衛を作ります」と渋い声でニヤリ。そのお味はいかに!?

【日清のどん兵衛 きつねうどん】194円/日清食品
「かつおだしで作るどん兵衛は、ふわっと華やかにかつおが香り、高級料亭に来たみたい。毎朝食べていたので、俺の1/3はどん兵衛でできている(笑い)。待ち時間は5分にとらわれず、自分のベストを探してみて!」(山上さん)

『飲み干す一杯 担々麺』は途中でトマトピューレをれんげ2杯分豪快に

【飲み干す一杯 担担麺】195円/エースコック
「担担麺にトマトピューレを入れてみたら激ウマ! 唐辛子の辛味にトマトの酸味が溶け合い旨味の相乗効果が。濃厚なラー油やごまの風味を中和して、トマトの酸味でさっぱり食べられる。女性にもぜひ試してほしい!」(山上さん)

『辛ラーメン』はパルメザンチーズで辛味をまろやかに

【辛ラーメン】194円/農心ジャパン
「だしとしいたけが効いた韓国を代表する旨辛麺。俺は途中でチーズを投入! ミックスチーズは冷めるから、溶けやすいパルメザンチーズが◎。底に沈んだチーズが濃厚でまたウマし!」(山上さん)

住所:東京都荒川区東日暮里1-1-3

撮影/玉井幹郎

※女性セブン2019年5月9・16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン