芸能

滝藤賢一、『東京独身男子』でキスシーンを練習した相手

『東京独身男子』に出演する滝藤賢一(撮影/中野修也)

 イケメンで高収入な上に家事までこなすハイスペック──“おひとりさま”だからこその“リア充”で、アラフォーになっても自由気ままに「A」あえて「K」結婚しない“AK男子”。その生き様を描く話題のドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系・毎週土曜夜11時15分~12時5分)。その中で独身最高峰を演じるのが滝藤賢一(42才)だ。私生活では妻と4人の子供と幸せな家族生活を送る滝藤に、結婚に関する価値観や撮影現場の裏話を訊いた。

 かつては「独身貴族」と呼ばれ、のちに「結婚できない男」が誕生し、いまでは「AK男子」と呼ばれるように…。まさに時代の象徴ともいえるテーマだが、出演が決まった時の最初の印象は?

「台本を読んだ時に、あ、これトレンディードラマっぽいなと感じましたね。僕はトレンディードラマ全盛期に育ったので、こういう話は大好きですし、出演できて幸せです。僕が演じるのは、弁護士事務所のボスでモテ男という役どころ。自分では、適役ではないなと思いますよ(笑い)。ラブシーンも経験が多くないので新人に戻った気持ちです」

 それでも“モテ男”らしく女性を口説いたり、キスをしたりと、大人のラブコメ感満載のシーンも見どころのひとつ。

「“俺はモテるんだ”って自分に言い聞かせて演じています。1話のラブシーンは、4才の娘と練習しました。でも、4才ってすごいですよ。もう立派な女性。キスシーンで首を傾けたりするんだもん(笑い)。このままやり続けたら親子のチューじゃなくなると思って、娘との練習はすぐ止めました」

 娘とのエピソードを笑って話す通り、プライベートでは愛妻との間に4人の子供がいるパパ。AK男子とは真逆の生き方だ。

「僕はたまたま素敵な女性に出会って家庭を持ちたいと思い、子供にも恵まれてすごく豊かな人生ですが、独身の人が豊かではないかというとそうじゃない。ドラマの中でも、男同士でわちゃわちゃ飲みながら話すシーンがあるんですが、演じていて楽しいなと思います。でも、この3人だから楽しいんでしょうね。やっぱり、僕にとっては今のシンプルな生活が、幸せです」

 結婚の幸福を知ったうえで“A”あえて、AK男子を演じる滝藤の新境地から、目が離せない。

※女性セブン2019年5月23日号

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン