「西城さんが亡くなった後も、樹木さんは自身が闘病中にもかかわらず、“子供たちは大丈夫かしら? ふさぎこんでない?”と家族のことを心配していました。その樹木さんの逝去に、美紀さんは心を痛めたそうです」(芸能関係者)
親友も病魔に襲われた。新御三家として何度も同じステージに立ち、西城さんが闘病生活を送るようになってからもたびたび見舞っていた野口五郎(63才)は昨年12月、食道がんの手術を受けた。がんが見つかったのは、普段よりも早いタイミングで受けた人間ドックだった。
「手術が終わった後、美紀さんは野口さんを見舞ったそうです。その時、野口さんは美紀さんに、“いつもより早く人間ドックを受けたのは、秀樹が天国から『早く受けろ』と言ってくれたからです”と告げました。さらに、“秀樹が助けてくれたんだ。『お前はまだ頑張ってくれ』と言われているような気がした”と話したそうです。今でも西城さん一家とは交流が続いています」(前出・芸能関係者)
周囲に支えられながら女手一つで3人の子供を守り、育ててきた美紀さんは、父親として西城さんが果たしてきた役割も担っている。
「確かにこの一年、忙しかったですが、その忙しさが私を悲しみから救ってくれた気もしています。最近ようやく、これまでは聴けなかった秀樹さんの曲を、運転しながら聴けるようになりました。それも、秀樹さんの周りのかたに助けていただいているからです。命日には連絡をいただいたりお花を贈っていただいたり、ありがたいことだと感謝しています」
逝去から一年。家族、友人、ファンは誰一人として西城さんを忘れてはいない。
※女性セブン2019年5月30日号
◇『蒼い空へ 夫・西城秀樹との18年』
著者・木本美紀さんによるサイン本お渡し会が開催されます。詳細は各店舗へ。
<東京>
6月8日(土)13時~ 「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」
https://www.hmv.co.jp/store/event/38187/
<大阪>
6月23日(日)13時~ 「紀伊國屋書店天王寺ミオ店」
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Tennoji-Mio-Store/20190516110000.html