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2019.06.12 15:00  マネーポストWEB

10月の消費増税前に買っておくとお得なものリスト

増税前に買っておく(しておく)といいものは何?(イラスト/いばさえみ)

 消費税増税で損をしないために夏のボーナスを利用して、今のうちにあれこれ買っておこうと考える人も多い。だが、節約アドバイザーの丸山晴美さんは「今回は、今までのように買いだめすると、節約どころか、損をすることがあるんです」と言う。

 日本の消費税は、平成元年(1989年)4月1日に3%が導入されて以来、5%、8%を経て、令和元年(2019年)10月1日に10%に引き上げられる見込みだ。

 今までの消費税増税と違うのは、酒類および外食を除く食品表示法に規定されている飲食料品と、週2回以上発行の新聞は軽減税率の対象となり、消費税が8%に据え置かれることだ。

「普段から節約を心がけている主婦にとって、2%の差は大きいものですが、生きていくのに必要な飲食料品にかかる消費税はそのまま。

 さらに、増税前の駆け込み需要の反動による消費の落ち込みを抑えようと、キャッシュレス決済での買い物には、最大5%をポイントで還元する政策が2020年6月まで実施されます。高価なものほど消費税額も上がりますが、何でもかんでも『増税前に買う』のではなく、買うべきもの、買わなくてもいいものの見極めが必要です」(丸山さん)

 丸山さんのアドバイスのもと、買う&買わないリストを以下にまとめた。今のうちにじっくり検討し、来る増税に備えよう!

◆買っておく(しておく)といいもの

【日持ちするもの】
・酒類
 飲食料品のうち、酒類は軽減税率の対象外。みりんや料理酒は調味料として使用する場合、分類上は酒類となり、税率10%になるので要注意。

・ペットフード
 軽減税率の対象となる飲食料品は、“人が食べるもの”のみ。「ペットフードの場合は10%になります」
(丸山さん・以下同)。

【医薬品類】
「胃薬や風邪薬などの常備薬はもちろん、医薬部外品のサプリメント、栄養ドリンク、コンタクトレンズなども買っておきましょう」

【定期券、回数券】
 定期券や新幹線などの回数券に加え、「国内航空券にも消費税がかかります。10月以降で日程が決まっているなら購入した方がお得です」。

【遊園地などのチケット】
 映画やスポーツなどの前売り券、遊園地のチケットは、有効期限を確認した上で買うこと。「値上がり傾向のある施設の年間パスポートも◎」。

【自由診療】
 人間ドックや審美歯科などの自由診療(保険適用外診療)にも消費税がかかる。「治療に時間がかかるものほど早く始めた方が安心です」。

【リフォーム】
 水回りのリフォームは高額になることが多い。また、増税直前は職人の手配がつかず、人件費がかさむこともあるので注意が必要だ。

【値下げしないもの】
 ブランド品やApple製品など、あまり値引きをしないものは、増税前に購入を。「高級志向が進むランドセルは、種類が豊富な今が狙い目」。

【書籍類】
 雑誌や書籍の消費税も10%になる。特にお気に入りの作家やコミックなどの全巻を、“大人買い”しようと考えているなら、9月までがお得だ。

◆買わなくてもいいもの

【軽減税率の対象品】
・飲食料品
 人の飲食料品として販売されているものは、基本的に軽減税率の対象に。「高級食品のキャビアや霜降り松阪牛であっても、購入して持ち帰るのであれば税率は8%。買いだめする必要はありません」。

・アルコール1%未満
 酒類の消費税率は10%になるが、アルコール1%未満であれば“酒”とは見なされず消費税率は8%のままだ。「ノンアルコール飲料や甘酒はもちろん、みりん風調味料なども8%のままです」。

・健康食品
 サプリメントなど健康効果のある商品のうち、トクホ(特定保健用食品)、機能性表示食品、栄養機能食品は、医薬品ではなく“食品”なので、軽減税率の対象になり、8%のままだ。「医薬品類に含まれるかどうかは、ラベル表示で確認を」。

 なお、住宅は高額なため消費税増税の影響も大きそうに見えるが、住宅ローン控除の拡充、すまい給付金など、10月以降に実施される控除も活用できるので、増税前に買うべきかどうかは、どちらともいえないようだ。同じく、自動車についても10月以降に自動車取得税が廃止されるなどするため、買い時は車種によって異なるといえるだろう。

※女性セブン2019年6月20日号

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