• TOP
  • コラム
  • 離乳食に使いたい!おいしい出汁の取り方と種類

コラム

2019.06.13 12:00  たまGoo!

離乳食に使いたい!おいしい出汁の取り方と種類

離乳食に使いたい!おいしい出汁の取り方と種類

離乳食は、子どもの味覚や食への興味を育てる大事なごはん!安全でおいしいものを食べさせてあげたいですね。特に、出汁の味は舌の記憶として大人になるまで残るといいます。簡単な出汁の取り方をマスターして、離乳食に活用してみましょう。

離乳食におすすめの出汁

赤ちゃんの味覚は未発達ですから、離乳食の基本は素材を生かしたうす味です。野菜やおさかな、お肉が本来持っている味を、なるべくそのまま味わってもらうことが最初の一歩。そのうえで、素材の味をひきたてる出汁をプラスしていきます。

出汁は赤ちゃんの味覚を育てる

そもそも、人間は本能的に甘い食べ物や塩味の食べ物を好みます。甘い食べ物は糖分が多く、活動のエネルギー源となり、塩味の食べ物は、生存に必要なミネラルを含んでいるからです。カロリーの高い油脂も、エネルギー効率がよく、好まれる食品。こうした本能的な嗜好(しこう)にストップをかけるのが出汁のうまみです。出汁のおいしさは、アミノ酸で構成されたうまみ成分とよい香りです。アミノ酸のうまみは、何度も口にして学習することで身体にしみ込んでいきます。出汁を使って赤ちゃんの味覚を育てることは、成長後の食生活にも少なからず影響を与えると考えられています。

インスタントは塩分に注意

出汁のイメージは、「基本だけれど難しい」「手間がかかる」というものではないでしょうか。確かに、料亭や高級料理店では一流の材料を使って丁寧に出汁を取りますが、そこまでおおげさにかまえることはありません。簡単な出汁の取り方もありますし、インスタントでもかまいません。ただし、インスタントの出汁を使う場合は、塩分に注意してください。わたしたち大人が「おいしい!」と感じる出汁は、塩分や添加物がプラスされている場合があります。なるべく無添加で、品質のよいものを選んでください。

基本の出汁の種類

お母さんが作ってくれたごはんはどんな味がしましたか?お味噌汁ひとつとっても、出汁の種類は家庭によって違いますね。離乳食として与えたい基本の出汁は、6種類。昆布、干ししいたけ、にんじんやたまねぎの野菜、かつお、煮干し、ささみの出汁です。使用開始のおすすめ時期が異なるので、注意してください。出汁がなくてもよく食べてくれる間は使わなくてもOKですし、毎食使う必要もありません。

植物系の出汁は離乳食初期から

昆布や干ししいたけ、野菜を使った出汁は、離乳食初期(5カ月頃)から使えます。離乳食のはじめはおかゆや豆腐、野菜を使いますね。赤ちゃんが野菜の味に慣れてきたら、出汁を使ってみましょう。いままで水でゆでていた野菜を出汁でゆでる、つぶした野菜を出汁でのばしてみる、といった使い方から試してみます。にんじんやたまねぎ、キャベツなどの野菜を煮て取った出汁は、ゆでた野菜をそのまま具にしてスープとして食べさせてあげてもいいでしょう。

肉・魚系は離乳食中期から

ささみやかつお、煮干しなどの肉・魚系の出汁は、離乳食中期(7カ月頃)からはじめます。これも赤ちゃんが肉や魚を離乳食として食べ、味に慣れてきた頃が目安です。魚介系の出汁は、エビやホタテなどもありますが、アレルギーの心配もあり、急いで食べさせる必要はないでしょう。肉系も、豚や牛からいい出汁が出ますが、脂も多く、味も濃いので強くはすすめません。油の少ないあっさりしたささみが適当でしょう。

おいしい出汁の取り方

出汁を取るのは面倒に感じるかもしれません。でも、そんなに難しく考えなくてもいいのです。量も加熱時間も、だいたいでかまいません。ごはんを作る前にいちいち取ろうと思うから面倒に感じるだけです。すき間時間に出汁を取って、製氷機で冷凍しておけば気軽に使えます。いずれの出汁も、仕上げに塩を足してはいけません。

かつお・煮干し・ささみ

かつおは、お湯を沸騰させて削り節をひとつかみ入れ、再度沸騰したら火を止めてざるでこします。ふわふわのかつおをはかったりするのは面倒ですから、水の量も削り節の量も適当でかまいません。味をみて、量を加減してください。煮干しは、寝る前になべの水に頭とはらわたを取って数匹入れておきます。一晩おいたら沸騰させて煮干しを取り出します。頭とはらわたは苦みが出るので、取ったほうがおいしいです。ささみは、単独でもかまいませんが、昆布で取った出汁や野菜出汁で煮ると、組み合わさってよりおいしい出汁になります。ささみ2本で水1リットルが目安です。弱火でコトコト煮出してください。

干ししいたけ・昆布・野菜

干ししいたけも、昆布も水で戻します。30分くらいつけておけばOKですが、冷蔵庫で一晩おくと、じんわり味が染み出ていい感じです。干ししいたけの出汁はそのまま使えます。昆布は、水ごと火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出します。水の中であわがぷつぷつ出てきたら引き上げ時です。そのままにしておくと、ねばねばが出てしまうので気をつけてください。干ししいたけは、水がかぶるくらい、昆布は水1リットルに8センチくらいが目安です。野菜の出汁は、にんじん、たまねぎ、キャベツといった甘味のある野菜を水で煮るだけです。圧力なべや保温なべで調理すると簡単です。

おわりに

子どもの頃に覚えた味は、大人になっても忘れないといいます。離乳食で出汁の味を覚えておくと、大きくなっても偏った食生活に陥らずにすむかもしれません。大人にとっても無添加の出汁は身体によいものです。離乳食づくりをきっかけに、出汁を取る生活が習慣になるといいですね。ただ、なかなか食べてくれない赤ちゃんもいて、離乳食づくりも大変です。適度に手を抜いて、パパもママも赤ちゃんも楽しくごはんを食べることを優先してください。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

コメント 0

SNSでNEWSポストセブンをフォロー

  • LINE:友だちに追加
  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

関連記事

トピックス