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2019.06.13 20:00  たまGoo!

虐待をやめたいと苦しむ親。子どもを傷つける前に相談して!

虐待をやめたいと苦しむ親。子どもを傷つける前に相談して!

虐待のニュースを聞くと「悪い親だな」と思いますね。でも、虐待している親のすべてが子どもを傷つけたいと思っているわけではないのです。中には、自分が虐待をしているかもしれないということに気がつき、苦しんでいる人もいます。
今回は、虐待をやめたいと苦しんでいる親が一歩を踏み出すための「たった一人でも今すぐできるヒント」をお話ししましょう。

虐待をやめたいと思ったら踏み出したい一歩

「虐待をやめたい」と思ったということは、自分が虐待していることに気がついたということですね。虐待のニュースに出てくる親は、自分が正しいことをしていると主張する傾向があるため、「やめたい」と思っただけでもすごいことなのではないでしょうか。
ここからは、虐待をやめたいと思ったら「たった一人でも今すぐできること」をお話しします。

自分を責めずに今まで育ててきたことを認める

虐待をやめたいと苦しむ親は、自分を責めます。しかし、自分を責めたところで前には進みません。それよりも、今まで頑張ってきた自分を認めてあげましょう。子育ては、やって当たり前と思われがちですが、一人の子どもを育てることは立派なことです。自分で自分を見切らずに「認める」ことで前を向きましょう。虐待は悪いことですが、子育てにはまだ先があります。これからの子育てで子どもに愛情をたっぷりと与えましょう。前を向くだけでも心に余裕ができて一歩を踏み出す元気が出てくるものです。

子どもを預けて冷静になる時間を作る

虐待をするということは、子育てを頑張りすぎているからかもしれません。子育ては思い通りにいかなくてイライラしてしまうことも多いですよね。そんなときには、子どもを一時保育などに預けて一人の時間を作りましょう。一人になれば冷静に物事を考えることができるかもしれません。どんなに楽しいことでも365日24時間続ければ負担になることもあります。たまの息抜きは、親にとっても子どもにとってもプラスになるかもしれませんよ。

信頼できる人や団体に相談する

虐待は、親と子どもだけで解決することは難しいこともあります。子育ての先輩や子育てを支援している団体に相談してみるといいでしょう。相談というと堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、まずは外に出て自分と子どもだけの空間から飛び出してみましょう。最近は、子育て支援のサービスがさまざまな問題をサポートしてくれます。いろいろなところに足を運んでいくうちに信頼できる人と巡り合えるかもしれません。

虐待をやめたい親が相談しにくい理由

親である自分が「虐待しているかもしれない」と思ったら、誰かに相談したほうがいいことはわかります。でも、虐待についての相談には、目に見えない「壁」があるのです。虐待をやめたいと思っているにもかかわらず相談できない理由はなぜかを考えてみます。

自分の名前を知られることが嫌だから

どこかに相談をするとき、電話やメールを使うことが一般的です。一般的に電話をするときには、最初に名前を名乗らなければなりません。「虐待をやめたい」という相談をするときに自分の名前を名乗ることは大きなハードルです。名前を名乗らないとしても、虐待の相談窓口は地域ごとにわかれていることが多く、話の内容から個人を特定される可能性もあります。名前を名乗ることは、相談を妨げている大きな壁でしょう。

自分が責められるだけだと思うから

虐待の相談をするということは、自分から「虐待をしている」と言うようなもので、けして褒められることはないと思うでしょう。相談どころか「罪を白状する」雰囲気になってしまい、怒られに行くように感じるかもしれません。親が「虐待をやめたい」と相談に行ったとしても、「虐待をやめればいい」と言われるだけと思い込み、相談に行かない人も多いようです。

どう説明したらいいかがわからないから

相談すればいいことはわかっていても、担当者の前で何をどう話したらいいのかがわからないこともあります。「相談」とは、お互いに話をしながらすり合わせて解決策を探していくことのため、話をしなければ始まりません。しかし、虐待をやめたいと苦しんでいる親は、漠然と苦しんでいることが多く、何に悩んでいるのかが自分でもわからない状態なのです。

虐待をやめたい親が相談しやすいところ

虐待をやめたい親は相談に行きづらいものです。でも最近は、さまざまなところで、そしてさまざまな方法で相談をすることができます。最後に、自分が子どもを虐待しているかもしれないと思ったときに相談できるところをいくつか紹介します。ぜひ、子どもを傷つける前に自分に最善な相談先をみつけて連絡してみてください。

公的な相談先「児童相談所」

児童相談所というと「通報」「措置」のように強いイメージの言葉が浮かぶかもしれません。しかし本来は、児童相談所は名前の通り「子どもの相談所」なのです。児童相談所では、虐待相談だけでなく、発達や育児の相談にも応じています。公的な機関のため、具体的な対応策を提案してもらうことができるでしょう。

最寄りの地域子育て拠点

児童相談所に行きづらい人は、最寄りの地域子育て拠点に行ってみるといいでしょう。地域子育て拠点になっている保育園では、育児相談を行っているところもあります。「虐待」という言葉には重たいものがありますが、地域子育て拠点では保育士が雑談のように相談に応じながら、虐待に悩む親の相談にのるのです。最初からきちんと説明ができなくても、回数を重ねながら少しずつ打ち解けあって相談できるでしょう。

民間の社会福祉法人や非営利団体

匿名の相談を希望するならば、民間の団体がおすすめです。地域密着の団体は、話の中から得た情報で個人が特定できるかもしれません。しかし、全国規模の団体ならば全国から相談を受けているため、個人が特定される可能性は低いでしょう。インターネットやスマホからも相談ができます。

おわりに

虐待をやめたいと苦しむ親は、子育てが苦しくなっています。子育てで悩んだときには、一人で悩まずに相談して心を軽くしましょう。親が明るく生活していると、子どももうれしいものです。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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