充電インフラや過大な充電時間、バッテリーの耐久性など、いまだ様々な課題を抱えるEV。特にバッテリーはリチウムイオン電池が素材の持つポテンシャルに対してすでに性能限界と言えるレベルに達しつつあるため、次世代電池が完成するまではしばらくの間、進歩が停滞することが予想される。
だが、現有技術でも電池の搭載量を増やし、電力の使い方を工夫するだけで、過去のEVのイメージを払拭するようなクルマ作りをすることは可能。リーフe+やモデル3は間違いなくそのことを実証するEVと言えよう。果たしてEVがこの先どう進化していくか、改めて楽しみになった。