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2019.07.04 20:00  マネーポストWEB

5万円台以下で買える「10倍期待株」はどこにある? 専門家6人に聞いた

5万円台以下で変える「10倍期待株」(1)

 多くの人が「怖い」「難しそう」と敬遠する「株式投資」。今回はそんな人のために、数万円から始められ、短期間で、株価10倍も狙える3拍子そろった“お宝銘柄”だけを集結。株に精通したプロだからこそ知っている「有望株」に投資して、お金を賢く増やしたい。

 6月といえば「夏のボーナス」。すでに支給された家庭も多いのではないだろうか。実は、「これから数か月が株を始めるチャンス」と専門家は口をそろえる。相場歴45年以上のマーケットアナリストの平野憲一さんが話す。

「10月に控える消費増税の後の景気悪化や、アメリカと中国の貿易を巡る衝突による世界経済の後退懸念で、今はみんなが株を買っていません。いわゆる“閑散相場”と呼ばれる時期です。しかし、そういう時こそ、実は株価が底を打ちつつあることが多い。『閑散に売りなし』という格言があるほどで、今からしばらくが狙い目です」

 世界の株式市場に詳しいグローバルリンクアドバイザーズ代表の戸松信博さんも言う。

「『セル・イン・メイ(5月に株を売れ)』という言葉があるほど、例年5~10月は株価が下がりやすいという世界的な経験則があります。つまり、これから数か月の間に、何らかのきっかけで株価が急落するタイミングがあれば、むしろ、その後は上昇しやすい時期ということです」

 政府が「年金だけだと老後は2000万円不足する」と言い出して、にわかに老後資金が気になり出した人も多いだろう。長引く不況でボーナスも増えないし、「旅行に行きたいのにお金がない」とボヤいている人もいるかもしれない。今こそ、株式投資に挑戦してみる時ではないだろうか。

 そうは言っても、「株は難しい」「大金を損しそう」「大切な老後資金を減らしたくない」と心配な人も多いはず。平野さんが言う。

「株を始めるのに大きな元手は必要ありません。また、中長期で値上がりが期待できる、競争力の高い企業の株に厳選して投資すれば、株価の動向を毎日チェックしなくても、腰を据えて投資できます」

 そこで本誌は、もし失敗しても痛手は少なく、増えた時は喜びが大きいように、「5万円台以下」で買えて、5年後に「10倍」が期待できる“お宝株”37銘柄を探し出して2つの表(*)にまとめた。

【*表の株価は6月20日終値、1ドル=107円で計算(小数点以下は切り捨て)。単元株数は、日本株は100株単位、海外株は1株単位。海外株はいずれもNYSE(ニューヨーク証券取引所)か、NASDAQに上場し、英字略称の「ティッカー」で取引可能。HDはホールディングスの略】

◆少子化、自動運転、フィンテック、5G…

 厳選してくれたのは、前出の平野憲一さん、前出の戸松信博さん、カブ知恵代表の藤井英敏さん、こころトレード研究所所長の坂本慎太郎さん、株式ジャーナリストの天海源一郎さん、FISCOマーケットレポーターの三井智映子さんという、6人の専門家だ。

 戸松さんの注目は、健康美容食品や化粧品などを扱う北の達人コーポレーションだ。

「オリゴ糖の健康食品が主婦に人気。強固な顧客基盤が強みで、従業員も100人規模と少なく、効率のよいビジネスが期待できます」

 平野さんの注目株はこうだ。

「時計のバンドなどを作る日本精密は、20年以上も前からベトナムに技術力の高い工場をつくってきました。金属アレルギーにならない素材を開発するなど、女性人気も高まっています」

『20年勝ち続ける伝説のトレーダーに10倍大化け株の見つけ方をこっそり教わってきました。』(SBクリエイティブ)の著書が6月19日に発売された坂本さんは、通販のスクロールに注目。

「『きれいみつけた』などの通販サイトを複数展開し、アウトドア用品を扱う『ナチュラム』も伸びていて、10倍高も充分あり得る」

 天海さんは、少子化関連株としてリソー教育を挙げる。

「個別指導受験塾を80校以上展開し、幼児教育にも参入。1人の子供に教育費を多くかける事業モデルで株価の大幅上昇に期待が持てます」

 三井さんは、「自動運転」関連に目を向ける。

「独立系の自動車部品メーカーである三桜工業は、次世代電池『全固体電池』を米企業と共同開発し、電気自動車向け電池の本命となりそう」

 藤井さんは、金融とITの融合「フィンテック」関連を推す。

「日本通信が開発する『FPoS(エフポス)』という通信基盤は、これから商用化に向けた取り組みが進みます。今後3~5年で時価総額を15倍以上に成長させる見込みで、計画通りなら株価10倍も夢ではない」

 多くの専門家が有望視するテーマが、次世代通信規格「5G」だ。あらゆるモノがネットにつながる「IoT(モノのインターネット)」時代の到来に欠かせない技術として成長が期待されている。

「5G基地局や端末用の部材を手がける岡本硝子、複数のアンテナで通話品質を向上させる技術を開発中の理経は有望です」(藤井さん)

「海外株」も選択肢だ。特に世界の有力企業が上場する「米国株」は1株から購入可能。証券会社で海外株の口座を開いて、ドル建てで取引する。

 5万円台以下ならハードルも高くない株式投資。5年後の果実を見越して、今から挑戦する価値はあるかもしれない。

※女性セブン2019年7月11日号

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