家計

安さや品揃えだけではないスーパーの魅力 それぞれの家族の思い出も

スーパーへの思い入れができるのはなぜ?

スーパーへの思い入れができるのはなぜ?

 6月21日、TBSラジオの生活情報番組『ジェーン・スー 生活は踊る』(平日11~13時)で、人気企画「スーパー総選挙」の結果発表が行なわれた。第3回となる今年は6000票を超える投票数となり、堂々の第1位に輝き、3連覇を果たしたのは「オーケー」。以下、2位「ライフ」、3位「ヤオコー」、4位「ロピア」、5位「サミット」と続いた。上位20社の半分以上が地元密着型のスーパーという結果だった。

 この数年でスーパーは大きく変化してきているという。スーパー、コンビニなど小売業を中心とした流通業界の専門誌『激流』の副編集長・加藤大樹さんが語る。

「単身者と共働き世帯が増え、“時短”“家事代行”商品が伸びている。たとえば、洗わずに食べられるカット野菜とか、皮をむいて茹でてあるじゃがいもとか。冷凍食品が充実しているのも同じ理由です」(加藤さん)

 だが、スーパーの魅力は、安さや品揃えだけではない。番組パーソナリティーのジェーン・スーさんが話す。

「総選挙をやってみて、スーパーがわざわざ遠方まで足を運んでも充分に元が取れるくらい楽しいエンターテインメントプレイスになりつつあることに気づきました。オーケーなら値段とかオネストカードを見ただけで感動する。サミットはチラシが面白いから、チラシを見ながら店に向かう時点で、もう楽しい。ヤオコーの揚げたてカレーパンのおいしさは、それを食べるだけのために足を運ぶ価値がありますからね」(スーさん)

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