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ASKA元豪邸の保育園建設工事が遅延、「頑丈すぎて壊せない」

かつて報道陣が詰めかけたあの家が……

かつて報道陣が詰めかけたあの家が……

 東京・目黒区の閑静な高級住宅街にあるASKA(61才)の豪邸が、保育園に生まれ変わる──女性セブンが、そのニュースを報じたのは昨年10月。2020年春に予定されている開園まで残り9か月となったが、その工事が順調に進んでいないとして地域で話題になっている。

「豪邸というか“要塞”。想定以上に解体に時間がかかっているようなんです」──そう語るのは、近隣住民だ。

 2014年5月、覚せい剤取締法違反の疑いでASKAが逮捕されると、この地下1階・地上2階建ての豪邸は家主不在となり、2017年から売りに出されていた。4億円ともいわれた豪邸ゆえ、なかなか買い手が見つからなかったが、昨年ようやく、全国で数多くの保育施設を運営する大手保育サービス企業に買われて、認可保育園に建て直されることが決まった。

 待機児童問題の解消につながる朗報と思われたが、近隣住民からは「覚せい剤をやっていた場所が保育園になるなんて……」といった反対の声が多く上がってしまった。そうした中この4月から解体工事が始まり、7月1日からは保育園の建設工事が着工するはずだったが、いまだに解体が終わっていない。

 保育園運営業者に工事遅延の理由を聞くと「想定よりも建物が頑丈だったため、解体が計画通りに進みませんでした」との回答。前出・近隣住民も次のように語る。

「なんでも住宅解体用の重機では壊れないほどだとかで……今(7月8日現在)は2階部分は解体が済んでいますが、1階部分は残っている場所もあります。防音設備付きのさらに強固な地下室もあるのに、いつになったら更地になるんでしょうか」

 CHAGE and ASKAのヒット曲で建てた豪邸は伊達ではなかった、ということか。
 

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