決勝戦や開会式・閉会式などの人気のセッションは対象外。さらに前回と違い、申し込めるのは1人につき1セッションだけとなる。
「セカンドチャンスのすぐ後、秋には2回目の抽選販売もあります。こちらの方がセッションの選択肢が増えるでしょうし、“これまでの抽選で全部落選した人には優遇措置が検討されている”という報道もある。なので、セカンドチャンスで当たったという実績ができると、秋の2次抽選で“本当に欲しいチケット”が出たとしても最悪“買えない”という可能性も考えられます。
“なんでもいいから会場で五輪を見たい”という人であれば、セカンドチャンスで人気が低そうなセッションに応募するのはいいかもしれませんが、そうでない人は、自分が本当に見たいものを選ぶか、最初からセカンドチャンスには応募しない方がいいでしょう」(前出・小林さん)
今後、出てくるだろう五輪スポンサー企業による「チケットプレゼントキャンペーン」や、旅行会社の五輪観戦ツアーなど、大会組織委員会による抽選販売以外でも目当てのチケットを入手する方法はある。
本当の“セカンドチャンス”は、秋以降にやってきそうだ。
※女性セブン2019年7月25日号