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2019.07.15 15:59  週刊ポスト

写真時代、オレンジ通信… 研究家が選ぶ昭和の成人雑誌7選

お世話になった名前ばかり…

 今年1月、コンビニエンスストア大手3社が、8月末までに成人向け雑誌の取り扱いを中止することを発表した。街のコンビニからエロ本が消えるまであとわずか。多くの人が性に多感な時期に、その時代のエロ本のお世話になったのではないだろうか。

 性の教科書、そして実用書として、エロ本というメディアは日本の男性たちに寄り添ってきた。戦後から21世紀にかけてのエロ本を総括する『日本エロ本全史』を上梓したアダルトメディア研究家の安田理央氏が、自身のコレクションの中から、一時代を築いた昭和のエロ本7冊をセレクトした。

●現在のエロ本の源流となった『100万人のよる』
「夜の文藝春秋」の異名を持ち、大ヒットした娯楽誌。モデルに全裸でスキーをさせたり、楽器を持ったクレージーキャッツと共演させたりというコミカルな企画グラビアを得意とし、そのポップでカラフルなセンスは今見ても新鮮だ。ある意味で、現在のエロ雑誌の源流と言ってもいいだろう。そして同誌の増刊として1959年に創刊された『世界裸か画報』(第三集から『世界裸か美画報』に改題)は日本最初の本格的ヌードグラビア誌であった。

『100万人のよる』/大正生まれの写真家・秋山庄太郎が撮影を担当。明るく「バカでエッチ」なセンスは後のエロ雑誌に影響を与え、1966年まで発行された(季節風書店、1956年創刊)

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