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2019.07.15 15:59  週刊ポスト

写真時代、オレンジ通信… 研究家が選ぶ昭和の成人雑誌7選

●隠し持つのに最適サイズの『PocketパンチOh!』
 1964年に創刊され大人気となった初の若者向け週刊誌『平凡パンチ』の兄弟誌として誕生。創刊当初はヌードグラビアもセックス記事も皆無な真面目な雑誌だったが、次第に本誌よりお色気要素が増えていき、1970年代に入ると完全にエロ中心の誌面に。しかしコンパクトなポケットサイズの判型はこっそり隠し持つのに最適だった。本誌『パンチ』以上に思い入れの強い人も多いだろう。このヒットにより、ポケットサイズのエロ雑誌が急増した。

『PocketパンチOh!』/モノクロの誌面では、せんだみつおが川崎・堀之内のソープランドで遊んだ体験記も収録。ヌードグラビアとともにエロ記事も充実していた(平凡出版、1968年創刊)

●SM本を活字からグラビアに移行させた『SMセレクト』
 それまでにも『奇譚クラブ』『裏窓』など、ごく一部の好事家向けにSM雑誌は存在したが、本誌はグラビアに力を入れたわかりやすい誌面で一般層にも広く支持され、最盛期には発行部数10万部以上という人気雑誌となった。 このヒットにより、1970年代のSM雑誌ブームが巻き起こる。本誌がポケットサイズだったため、以降のSM雑誌はポケットサイズが定番化していた。縄師の濡木痴夢男による現場ルポ「撮影同行記」が人気企画だった。

『SMセレクト』/1960年代後半からピンク映画でもSM色の強い作品が人気を博す。その流れでSM雑誌も次々と創刊された。執筆陣は団鬼六、須磨利之など錚々たる面々(東京三世社、1970年創刊)

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