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2019.07.25 12:00  たまGoo!

中学受験を目指すなら、模試を受けるのは必須?

中学受験を目指すなら、模試を受けるのは必須?

中学受験を目指すなら、模試を受けるのは必須でしょうか?答えは「YES」です。塾に通っている子と通信教育や自学のみで勉強している子では、テストの分量や体験値も違ってきます。子どもそれぞれの学習状況にあわせた模試の利用方法を解説します。

中学受験に模試は必須!の理由

公立の中高一貫校が新設され、中学受験の機会は増えています。小学4年生から中学受験を目指す子、6年生になってから一念発起する子など、受験に挑む姿勢はさまざま。塾に通う子もいれば、通信教育のみでがんばるという子もいます。ただ、どんなタイプの子にも、模試は大切。本番前に必ず受けておきたいですね。

成績アップのための手段として有効

学習した範囲がどれだけ身についているか、どこまで理解しているかを判断するには、テストを受けるのが一番です。そして、解けなかった問題、間違えた問題をピックアップして復習、分析することが成績アップにつながります。それだけなら問題集を解くだけでもできると思うかもしれませんね。しかし、模試の利点は、問題ごとに出る正答率です。正答率が8割以上ある問題は、絶対に落とせない問題だとわかります。正答率が5割の問題は、それらを確実に正答すれば、偏差値50はとれるということになります。偏差値60を目指すなら、正答率4割の問題を確実にとれるようにすればよいのです。出題されるのはよく練られた良問なので、効率よく学習することができます。

本番に慣れるための体験が必要

塾に通っている子は、定期テストを受ける機会も多いでしょう。しかし、通信教育だけで学習している子は、たくさんの受験生と一緒にテストを受けるという経験がありません。本番の受験会場は、知らない子ばかり。みんながライバルですし、独特の緊張した空気があります。こうした場所でリラックスして実力を発揮するためには、模試を受けて少しでも環境に慣れておく必要があります。時間を気にしながら問題を解くことや、長丁場の1日をどう過ごすかなど、経験しておけば慌てずにすみます。

模試の種類と必要な頻度

中学受験生が受けられる模試は、大手の学習塾などが開催する公開模試になります。公開模試には、標準内容の模試のほか、志望校別に問題が用意される志望校別の対策模試があります。小1から受けられる全国模試もありますが、受験対策となると小3以上を対象とした模試がほとんどです。

5年生は年1~2回が目安

小3、小4でも模試を受けられますが、これは大手学習塾が顧客層を取り込むためのものでしょう。本格的な中学受験対策の模試は、小学5年生からです。通塾している場合は塾での定期テストが頻繁にありますし、年1~2回を目安に受けるのくらいがベストです。中学受験をするためには、小学校5年生のうちに、6年生までの学習を終える必要があります。5年生は、基礎学力を定着させる時期。模試の結果に一喜一憂せず、着実に経験を積むためにも、頻度は少なくて大丈夫です。

6年生は後半に志望校別を体験

6年生になると、志望校も確定し、本番さながらの模試を経験することになります。春休みから夏休みが終わるまでの間に、3回程度、秋になったら受験までは月1回を目安に受けることをおすすめします。特に秋から本番までの受験後半は、志望校別模試を体験しておくとよいでしょう。子どもの成績は、ラストが見えてくる後半になってぐっと伸びることが多いですし、本番ぎりぎりまで伸びます。対策のために、直前まではまめに受験しておきましょう。

大手模試の傾向

中学受験を目指す小学生が受ける模試は、大手の進学塾が実施する公開模試になります。全国でたくさんの志望者が受けるため、出てくるデータは信頼性が高く、志望校決定の参考になります。全国対象の大手模試について特徴をご説明します。首都圏、東北、関西、九州と、それぞれの地方で実績を持つ公開模試もありますので、地域の情報をチェックしてみてください。

『日能研 全国公開模試』は最大級

日能研の全国公開模試は、1万2000人が受験する日本で最大級の模試です。日能研は、中学受験塾として歴史が古く、30年の実績があります。長年のノウハウと、7万件におよぶ蓄積データの解析が強みです。6年生を対象としたテストには、「志望校選定テスト」「志望校判定テスト」「合格力実践テスト」「合格判定テスト」などがあり、必要に応じて選んで受けられます。結果は翌日からWEBで公開され、スピード感は抜群。受験生だけがもらえる情報データ集もあります。

『四谷大塚 全国小学生統一テスト』は無料

四谷大塚の全国小学生統一テストは、全国47都道府県で開催されます。テレビコマーシャルで宣伝を見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。こちらの最大の特徴は、無料だということ。そのため多くのデータが集まります。また、6年生を対象とした「合不合判定テスト」は、実際の私立中学を会場にして実施されます。本番と同じ環境で試験を受けられることは、よい経験になるでしょう。

『SAPIX 公開模試』は首都圏難関校向け

SAPIXの公開模試は、首都圏難関中学志望者が多く集まります。実際に受験する子と、公開模試を受験する子がほぼ同じだということが大きな特徴です。これは、SAPIXが高い合格実績を持っているからです。「合格力判定サピックスオープン」はSAPIXの会場で実施されるほか、実際の中学校も会場になります。WEBサービスでは、模試当日に答案用紙を公開しています。受験者には、独自のデータを開示しており、web上で自由に見られます。

おわりに

中学受験を目指すなら、一度は模試を受けておくべきです。日々の学習の目安になりますし、努力目標が設定しやすく、モチベーションも上がります。ただし、結果に一喜一憂せず、がんばれるように保護者のサポートは必要です。成績アップのための手段だと考えて、それぞれの模試を有効活用しましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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