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2019.07.29 15:59  週刊ポスト

中高年に人気の個室ビデオ、なぜ今の時代に支持されるのか

個室は自分だけの空間

 繁華街の裏路地やターミナル駅の大通りから一歩入った雑居ビルにひっそりと佇む「個室ビデオ店」──中高年男性の間で人気が高まっているという。

「家族にバレる心配なく、堂々とDVDが観られる」(50代男性)といった“家庭の事情”だけが理由ではない。週に1回は通うという60代男性は少し照れながらこう話す。

「子供はとっくに家を出ているし、妻も習い事やサークル活動が忙しくてほとんど留守。家で1人でいる時間はたっぷりあるけど、つい足が向いちゃうんだよね」

 好きなDVDを選び、個室で楽しめる。そんなシンプルな業態が、なぜ大人の男たちを惹きつけるのか。前出の60代男性が続ける。

「非日常的な空間というか、秘密基地みたいな感覚があるんですよ。狭い個室に必要なものが何でも揃っていて、座っていながらにして全てに手が届く。自分だけの場所で、たくさんある中から選んだDVDを好きなだけ楽しめるんです。個室ビデオ店は安いし、なんというか、“ほどよい背徳感”なんですよね。店がある雑居ビルに踏み込む時はちょっとドキドキするけど、そこがまたいい」

 風俗ジャーナリストの尾谷幸憲氏によれば、個室ビデオ店は1980年代に登場、2000年代前半にかけて急速に発展したという。

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