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2019.08.06 08:00  SUUMOジャーナル

リフォーム前に考えておきたい上手な要望整理の方法

(画像/PIXTA)

リフォームでやりたいこと──「トイレを直したい」、「壁紙を変えたい」など、目に見えることは比較的挙げやすいが、中にはリフォームと一見無関係に見え、自分ではなかなか気付きにくい要望もある。そこで今回は、「家の不満」、「暮らしの不満」、「理想の暮らし」の三つの観点で、よくある要望とそれらをリフォームで解決するヒントを紹介。自分の中で漠然としているやりたいこと、隠れた要望に気付けると、その先のリフォーム会社とのやりとりもスムーズだ。
三つの視点でリフォームの要望を洗い出そうPOINT1.家の不満
家の老朽化による不具合やそれに伴う不安、家の中が寒い、暗いなど顕在化している不満を考えよう。まずは家の中で「変えたい」と思う場所を洗い出してみよう。

POINT2.暮らしの不満
漠然と感じる暮らしにくさを挙げよう。片付かない、家事に追われているなど、一見、暮らし方の問題と思えることも、家のリフォームで解消できる可能性も。

POINT3.理想の暮らし
「贅沢を言っていいならこんなことしたい」という理想も考えておこう。どんな空間があるとうれしいか、いつ、誰と使う空間かイメージして要望を膨らませよう。

ここからは、よくある悩みや要望をリフォームでどう解決するかのヒントを紹介

家の不満とリフォームのヒント●家の不満1
夏暑い&冬寒い 空調の効率が悪い
西日の当たる夏の午後は部屋の中が蒸し風呂状態。真冬は寒くて床から冷気が!キッチンや洗面室が寒くて小型ストーブが欠かせない。

●こんなリフォームで解決
窓の断熱性を上げ、壁や天井の性能もアップ
一戸建ての場合はサッシの交換や内窓の取り付け、壁や床、屋根裏などに断熱材を充填(じゅうてん)する。外付けブラインドやオーニング、庇などで熱を遮る方法も有効。マンションの場合は内窓の設置が一般的。

(画像/PIXTA)

●家の不満2
日当たりが悪い&暗い
リビングは壁に囲まれ、唯一光の入る窓ははるか遠く。自然光が届かず、一日中電気をつけっ放し。天井が低くて圧迫感も感じる。

●こんなリフォームで解決
壁や天井材を撤去したり、内装の色を変える
間仕切り壁を撤去して窓からの光を呼び込むほか、室内窓やガラスブロックなど光を通す建材を取り入れるのもオススメ。壁や床の色を白っぽい色に変えるだけでも外からの光が反射して明るく感じられる。

●家の不満3
物が出しっ放し 見るからに収納不足
収納に入りきらない物が床やテーブルに出しっ放し。押入れは物がギュウギュウで、取り出すのも、元に戻すのもひと苦労。

●こんなリフォームで解決
造作収納を取り入れ、空間を無駄なく使う
壁面や小上がり、ロフト、階段裏など、リフォームならデッドスペースを活かした収納の造作もお手の物。いつも出しっ放しになりがちな物は何か、どの部屋に収納があれば使いやすいか考えてみよう。

暮らしの不満とリフォームのヒント●暮らしの不満1
洗濯物を干したり畳んだりが面倒
洗濯機置場から干し場までが遠く、ぬれた洗濯物を運ぶのが苦痛。取り込んだ洗濯物の置き場所に困り、リビングが見苦しい。

●こんなリフォームで解決
室内干しスペースで、洗う~しまうまでをスムーズに
洗濯が大変なのは洗濯機と干す場所が遠いせいかも。洗い終えた衣類をすぐに仮干しできる室内干し空間や、取り込んだ洗濯物を畳む→アイロンをかける→しまう空間があるとストレスが減らせる。

(画像/PIXTA)

●暮らしの不満2
子どもの様子に目が届かない
学校であったことを聞いたり、宿題の相談に乗ったり、子どもの様子に目を配りたいけれど、キッチンから子どもの様子がわからない。

●こんなリフォームで解決
子どもの居場所をLDKや隣室に設ける
リビングの一角や隣の部屋に子ども用の空間を設けると、家事の間も様子や気配を確認しやすい。リビング隣の部屋は引き戸で開放できるようにしたり、室内窓をつけると中の様子が見え安心できる。

●暮らしの不満3
食事の支度に時間がかかる
キッチンの作業スペースが狭く、調理に集中できない。下ごしらえや盛り付けも、作業する場所を空けるのに手間取り時間がかかる。

●こんなリフォームで解決
カウンターやつり収納で、広いワークスペースを確保
キッチンの作業がしにくいのは、調味料ストッカーやまな板などが場所を占領し作業スペースが少ないせいかも。つり戸棚や背面カウンターなど物の置き場を確保すれば広くて使いやすいキッチンに。

理想の暮らしとリフォームのヒント●理想の暮らし1
疲れを癒やせる家にしたい
入浴タイムは仕事の疲れを癒やす、一日のうちで最もリラックスできる時間。リゾートホテルのようなお風呂で非日常感を味わいたい。

●こんなリフォームで解決
浴室をサイズアップ 眺めや機能もポイント
浴室を眺めのいい場所に移動させたり、サウナやジャグジー機能などを追加してバスタイムを贅沢にしよう。洗面や脱衣室と一体でリフォームすれば、既存よりもひと回り大きな浴室にできる場合も。

●理想の暮らし2
自然を感じられる暮らしがしたい
庭先に木や花を植えたり、料理に使うハーブを育てたり、家の周りを植物でいっぱいにして、緑や風、光が感じられる家にしたい。

●こんなリフォームで解決
サンルームを増設するなど、室内で植物を楽しむ仕掛けを
一戸建てで建ぺい率・容積率に余裕があるならサンルームの増築も可能。マンションならバルコニーに面した部屋の床を一部タイル張りや土間敷きにして、鉢植えなどを並べるコンサバトリー風にしても楽しめる。

●理想の暮らし3
気軽に人を呼べる家にしたい
ママ友や趣味の仲間、ご近所さんや親族など、気兼ねなく人を誘える家。ホームパーティーなどもかっこよく開ける家にしたい。

●こんなリフォームで解決
リビングにつなげて広く使える汎用空間を
畳スペースやデッキスペースなど、リビングにつけ足して使える空間があると大勢が集まったときに便利。来客と会話をしながら料理ができる対面型のオープンキッチンも使いやすい。

(画像/PIXTA)

ここに挙げたヒントはあくまで一例で、リフォームは家の状態・条件でできることは異なる。また家族構成やこれから先の暮らし方などでも、解決方法や優先すべきことは異なる。自分だけで結論を出してしまわず、まずは、予算などの条件をいったん横に置いて、不満や不安、かなえたい暮らしの理想を全て洗い出し、その上でどんな解決策が取れるか、プロに相談してみよう。

構成・文/木村寿賀子

(SUUMOリフォーム 編集部)

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