国際情報

「バスの車内、簡易トイレで排泄行為」の是非で激論発生

中国では「バスのトイレ論争」が起きている

 中国では公共の場での小児の排泄行為がしばしば問題になっている。最近でも北京市内の路線バスで、我慢しきれなくなった女児に、車内で簡易トイレに排泄させていた祖母の行為について賛否両論が出ている。

「いったん降りてから、トイレを探すべきだった」との声がある一方、「子供はそれほど我慢できない。子供をもったことのある者ならば、そんなことはだれでも分かるはず」との容認派の意見も出るなど、ネット上ではちょっとしたトイレ論争が起きている。

 この論争は中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」で、北京市内の路線バス内で、女児が簡易トイレを使っている映像や、その後、乗客のカップルや女児の祖母のやり取りを記録した映像がきっかけだ。

 このカップルは祖母に対して、「車内でのトイレは非文明的だ。いったん降りてからさせるべきだ」と文句を言ったのに対して、祖母は「私もそう思ったよ。でも、孫は我慢できないと言って聞かないんだ。かわいそうだろう。だから、持ってきた簡易トイレを使ったんだよ」と反論している。

 さらに、このカップルはウェイボ上で、「子供だから、仕方ないということは分かるが、その後が臭いがバスの車内に充満して耐えられなかった。公共の場なのだから、それを考えるべきだ。簡易トイレを用意しているのならば、バスから降りて、外で簡易トイレを使えばよかったのではないか」と指摘している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン