向井は春の連続ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)で、吉高由里子(31)演じるヒロインの元カレでクールな上司役を演じて話題に。ネット上でも今回、結婚後の役者としての向井を評価する声がずらりと並んだ。
「ハンサムな主役から、少し癖のある二番手役をこなすようになって素敵だなと思う」
「向井さんは結婚されてからさらに魅力が増していると思います。役の幅も拡がったと思いますし、表情も豊かになりましたよね」
芸能人は人気商売であるがゆえ、プライベートな事柄が人気や役の幅に影響が出ることが避けられないが、向井の場合は結婚がプラスになったと言えそう。芸能関係者が語る。
「向井は結婚前は、いわゆるイケメンの“いい人”役を演じることが多く、それがハマっていました。しかし、年を重ねるにつれて、そうした役を演じるのに限界がきていた。そんな中で向井は、それまでの“いい人”のイメージを覆すような、ヒール役というかイヤな奴の役を積極的に演じています。最近では“わた定”以外にも、DV男や、冷酷で腹黒な弁護士など、悪役で一気に開眼した印象です。また、今回のように愛妻家ぶりで好感度が上がれば上がるほど、そのギャップは大きくなり、悪役を演じたときの振り幅は大きくなるでしょう」
私生活が仕事にいい影響を与えるのは理想。向井の快進撃はしばらく続きそうだ。