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コラム

2019.09.03 15:00  マネーポストWEB

軽減税率、コンビニで「持ち帰る」と言って店内で食べたらどうなる?

「やっぱりイートインスペースで食べる」となった場合、どうなる?

 10月1日に消費税が10%に引き上げられるが、今回、初めて導入される「軽減税率」は、特定の商品の税率を8%に据え置く。

 対象は「飲食料品」と「週2回以上発行の新聞」だが、その線引きは複雑極まりない。正確に理解することで、損を避けたい。具体的な事例をQ&Aで紹介しよう。

Q:コンビニでの食品購入。イートインかテイクアウトかをどう確認する?

 軽減税率が複雑化した最大の要因は、同じ飲食料品でも、税率を「外食(10%)」と「持ち帰り(8%)」で区別したことだ。コンビニで食品を買った際、イートイン(外食)かテイクアウト(持ち帰り)かをどう判別するのか。

 ミニストップは「お客様の申告による」と説明。

「コンビニなので持ち帰りが前提ですが、『店内でお召し上がりの方はお知らせください』との掲示物を張り出す予定です。お客様から申告があれば10%を適用しますが、どこまで徹底できるか不明です」(広報部)

Q:「持ち帰る」と言って店内で食べたら?

「お客様が申告せず8%で会計した後に店内で飲食されても、当方から注意することはありません」(同前)というが、嘘をつく客がいた場合、各社は対応に苦慮することになりそうだ。

Q:店内で食べるつもりだったが、会計後に空いている席がなかったら?

 ファストフード店やコーヒー店などで10%の消費税を払ったものの、混雑していて席が見つからない。やむなく持ち帰りにする場合、差額はどうなるのか。

「現在協議中でどうなるか全く決まっていません」(日本マクドナルド広報)などと各社が頭を悩ませる中、コーヒーチェーン大手のスターバックスはこう明言。

「席に空きがなく持ち帰りに変更する場合、商品が手つかずでレシートがあれば会計をやり直して、2%分を返金します」(広報部)

※週刊ポスト2019年9月6日号

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