中国の空軍関係者によると、中国の「殲」戦闘機はほとんどが旧ソ連の戦闘機のコピーであり、エンジンもロシアからの輸入品を搭載していることから、エンジントラブルが多く、墜落事故につながっているという。
また、香港の軍専門家によると、中国空軍のパイロットらは飛行経験が少なく、緊急事態への対応能力が極めて低いことが事故の多発につながっているという。
中国空軍に詳しい米国の軍事専門家は「米軍のパイロットはほとんどが民間の航空会社で多くの経験を積んでから、軍に入ってくるケースが多い。逆に、中国の場合は、最初から複雑な戦闘や軍事用のヘリコプターを操縦しなければならないので、計器類にも慣れておらず、まったくゼロから操縦を習わなければならず、失敗も多い。とくに、中国の戦闘機は欧米の航空機と比べて安全対策がほとんどなされていないこともあり、単純なミスが大きな事故につながりやすい」と指摘している。
ネット上では「中国空軍の戦闘機やヘリコプターは『空飛ぶ棺桶』だな」などの批判が書き込まれていたという。