「前澤さんという巨万の富を持つ経営者との交際で色がついてしまい、女優としての役の幅が狭まってしまいました。彼女が貧困に苦しむOLを演じても誰も感情移入しませんよね。結果的に、レギュラー番組はたった1本に、最多12本あったCMはゼロに。
剛力さんは仕事が減ってもいいと思っていたようです。世界中を飛び回る彼を近くでサポートすることができるから。でも、そう思える時間は長くはなかったんです」(前出・剛力の知人)
前澤氏のことだけを考えてきた時間にピリオドを打つことを考え始めたのは、今年9月に入ってからだという。
1998年に創業し育ててきたZOZOを、4000億円ともいわれる金額でヤフーに売却し、前澤氏が社長の座から退いたのは9月12日のこと。
「売却と退任を発表した会見で、前澤氏の今後について同席した孫正義氏から『月に行く訓練をしなくてはいけないし、彼女と楽しく生きたいし』と暴露され、前澤さんは照れ笑いを浮かべていました」(経済誌記者)
しかし、この頃には既に今日に向けての話し合いがスタートしていた。
「前澤さんは2023年に月に行く予定で、来年には渡米してトレーニングが始まります。彼はそのトレーニングにも月にも、剛力さんについてきてほしいと考えていたのですが、剛力さんが躊躇しました。渡米したら、仕事をこれまで以上にセーブしなくてはならない。今度こそ芸能界に居場所を失い、女優の仕事も手放すことになるのではないかと。
剛力さんは熱愛発覚後も舞台に出演していましたが、その評判は上々でしたし、本人も手応えを感じていたようです。女優業に再び魅力を感じ始めた中で、決断を迫られていた」(前出・剛力の知人)