国内

安倍官邸 皇室の重要儀式より新大臣認証式優先、皇室軽視か

天皇陛下を待たせた!?(時事通信フォト)

 皇居から赤坂御用地まで走る50台、約400mに伸びた車列。先頭の警察車両に続くのは、天皇皇后両陛下ではなく、菅義偉官房長官(70才)を乗せた車両だ。その後ろを、安倍晋三首相(65才)の車が走る──。

「11月10日に行われた即位パレードは、安倍首相にとって自身の活躍を演出する格好の舞台でした。

 そもそも『令和』という新元号も自分で決めて、御代がわりの関連行事で多くの外国要人を招くこともできた安倍首相ですが、近頃の安倍官邸には皇室を軽んじるような行動が目立ちます」(政治ジャーナリスト)

 9月11日に成立した改造内閣は、2か月も経たずに満身創痍になった。10月25日には菅原一秀経産相(57才)が支援者に香典を渡した問題で辞任。31日には河井克行法務大臣(56才)も、参院議員の妻・案里氏の選挙戦における公職選挙法違反疑惑で内閣を去った。

 問題は、そこからの手続きだった。後任の大臣は、辞任したその日のうちに決定された。国務大臣の就任には、天皇による認証が必要なので、ただちに皇居にて認証式が行われることになった。

 大臣の認証式は通常、皇居・宮殿の中でも最も格式の高い「松の間」で行われる。

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン