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2019.11.29 07:00  週刊ポスト

花粉症薬の副作用で意識消失、催眠鎮静剤で急性呼吸不全の例も

薬の危険性をしっかり認識せよ

 あなたの健康を守るはずの「薬」が、かえって命を脅かすケースがある。銀座薬局の薬剤師・長澤育弘氏が警鐘を鳴らす。「広く使われている薬のなかにも、『命にかかわる副作用』が出ることはあるのです」──。

 花粉症などに効く抗アレルギー薬では、「アレグラ」の服用後に「意識消失」する症例があった。

「抗アレルギー薬は鼻水や皮膚の赤み、かゆみなどのアレルギー症状を緩和する一方、副作用として眠気が生じることが多い。服用後15~30分で徐々に眠気が強くなり、酩酊に見舞われるケースもあります」(長澤氏)

 抗アレルギー薬を服用する際は、車の運転を控えることを徹底しなければ、大事故につながりかねない。

 不眠症になった高齢者が使用するケースが多い催眠鎮静剤・抗不安剤は、「急性呼吸不全」に陥る症例が報告されている。

「『マイスリー』などの催眠鎮静剤は、自律行動を司る延髄などに作用することがあるため、副作用として呼吸困難に陥るリスクがあります」(長澤氏)

 頭痛など痛みを抑えるため使用する解熱鎮痛消炎剤は胃にかかる負担が大きく、「胃腸出血」や「消化性潰瘍」を発症する怖れがある。よりリスクが大きい副作用は「中毒性表皮壊死融解症」だ。松田医院和漢堂の松田史彦院長が語る。

「全身に水ぶくれや皮膚のただれなどが生じ、高熱や目の充血などを伴う重度の皮膚障害です。悪化すると全身やけどのような状態になります」

漢方などの重篤副作用リスト

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