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2019.12.10 15:00  マネーポストWEB

終活の新しい形「終活式」、お別れでなく感謝のセレモニーとして注目

大切な人に祝福され、感謝する「終活式」というセレモニー

 長い人生、ゴールまでの間にもう1つの節目を。家族や友人に感謝し、「これからもよろしく!」を伝える、今までにない素敵なセレモニーが注目を浴びている。それが終活の新しい形「終活式」だ。

 終活式は3~6か月間をかけ、終活ノートを使って終活をした後に、人生の再スタートとして行う終活カウンセラー協会主催のセレモニー。葬式のようなお別れではなく、大切な家族や友人に感謝を伝えることがテーマだ。終活カウンセラー協会代表理事の武藤頼胡さんが話す。

「3~6か月後に設定した式典を目指し、まず『ありがとう』を伝えたい人のリストアップ。終活ノートでこれまでの人生を振り返ったり、未来の夢を描いたり、家の片づけや葬儀、墓の情報収集などの終活を行います。この間、専門の終活式コーディネーターがサポートするので、楽しく終活できます」

 式当日は終活ノートの披露をはじめ、本人の歴史や人柄を紹介するような企画を催し、最後に未来に向けての宣言をするという趣向。“終わり”の色はまったくなく、終活でひと区切りをした新たな門出といった雰囲気だ。

 終活式を行った浦利子さん(76才)は、「私は今まで人に恵まれてきたことを改めて実感した」と、会の最後に行われる一文字書きに「恵」の字を。「周りに愛されている母を見て感動した」と、同席した息子さんも笑顔で挨拶した。

「終活式を経て、家族の死に対する構えは変わると思います。老親の“いい人生”に寄り添えるひとときになればと思います」(武藤さん)

※女性セブン2019年12月19日号

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