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2019.12.12 16:00 週刊ポスト
初心者でも簡単、「おせち」手料理の作り方

今年のおせちは手作りに挑戦
正月のおせちはデパ地下やお取り寄せに頼りきりの皆さん。今年の年末こそ自ら台所に立ち、自分の手料理で新年を祝ってみてはいかがだろうか。身近にある食材で誰でも作りやすいおせち料理を提案しているレシピ・料理制作の櫻糀子(さくら・こうこ)氏に、初心者でも簡単に作れるおせち手料理とレシピについて聞いた。
「おせち料理を家庭で作るのは難しくて大変と思われがちですが、実は簡単に美味しく作ることができます。おせちのルールは意外とシンプル。祝い肴が入れば、正月の本式の祝い料理「おせち」になるのです。
祝い肴とは『無病息災』『子孫繁栄』『五穀豊穣』の3つの願いが込められた料理のことです。関東では『黒豆』『数の子』『田作り』を指し、『祝い肴3種』とも呼ばれます。関西では、田作りの代わりに、地中に根を張ることから家の基礎の盤石さを願う『たたきごぼう』を作り、3種とします。これらを基本に、あとは好きな料理を作って加えればよいのです。
おせち料理には作る楽しさもあり、正月を迎える気分を盛り上げてくれます。黒豆は前日から下準備が必要ですが、今回は短時間で簡単に華やかに仕上がるレシピを紹介しました。ご自宅に重箱がなければ、大皿に少しずつ盛り付けるのもおすすめです。
試しに一品だけ作ってもよいと思います。今年は自分で作るおせちで新年を迎えてはいかがでしょうか」
以下、家庭で作れるおせち料理のレシピを紹介しよう。
【レシピのルール】
計量単位は、小さじ1=5ml、大さじ1=15ml、1カップ=200ml。材料表にある()内の人数は、でき上がりのおおよその分量。少量では作りにくい料理などは(作りやすい分量)と表記。「適宜」は、好みで入れなくてもよい、という意味。
特に表記がない場合、しょうゆは濃口しょうゆ、砂糖は上白糖、酒は日本酒、みりんは本みりんを使用。出汁は、昆布とかつお削り節でとったもの。市販品でも可。野菜類は、特に記載がない場合は、洗う、皮をむくなどの作業を済ませている。フライパンは原則として、フッ素樹脂加工のものを使用。酢水は、水2カップ+1/2につき酢小さじ1の割合を目安とする。
●数の子の出汁漬け

二親(にしん)のように子だくさん、子孫繁栄を願う
【材料(作りやすい分量)】
・塩数の子…中6~7本
・漬け汁:出汁…2カップ、酒…1/4カップ、薄口しょうゆ…小さじ2~3、削り節…1カップ
【作り方】
(1)塩数の子は表示通りに塩抜きし、表面の薄皮をペーパータオルで取り除く。

ひと手間が味を良くする
(2)漬け汁調味料をひと煮立ちさせ、冷まして保存容器に入れ、(1)を浸す。数の子の上にペーパータオルで包んだ削り節をのせる。
(3)容器に蓋をして冷蔵庫で半日以上おく。食べる時に好みで削り節を天盛りにする。
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