──射幸性が抑制されても、パチンコ・パチスロにはそれぞれの台の楽しみ方がある。
ナミ:そうです。いまはキャラクター台やリーチ演出などで純粋に楽しめる機種も多いですし、台ごとのボーダーライン(損益分岐点)や設定差(出玉率を上下させられる機能)、ホール別の大当たり傾向などは、専門誌のほか個人のSNSなどでも投稿されている時代です。
そうした台の特性や傾向をファンの方たちに伝えていくのも、私たちパチンコライターの大事な仕事です。
──パチンコライターになってから、パチンコ店でも必勝法を聞かれることが多いのではないですか?
ナミ:そうですね。パチンコ店での来店取材に呼ばれて行くときは、隣に座っている方に実戦中のアドバイスをすることもよくあります。
最初だけ大当たりして、その後なかなか当たりが引けない台の回転要素を見て、いつが“やめ時”なのかアドバイスしたり、逆に大当たりは1回も引けないけど、そろそろ良い流れがきている台のアドバイスをしたり……。やっぱり皆さんに勝って帰ってもらいたいですからね。