巨大地震の発生時は余震などの危険があり、被害状況によっては避難所や遠方の親族の家に身を寄せることも必要になる。いざ向かおうとしても渋滞や道路封鎖などもあるだろう。そんな時に活用したいのが、トヨタがウェブサイト上で提供する道路情報サービス「通れた道マップ」。トヨタ車に搭載された車載通信機のビッグデータを収集し、通行できる道路などをリアルタイムで地図上に表示するので、逃げ遅れも回避できる。
避難生活では「水問題」は避けて通れない。各自治体の水道局などが用意する災害時給水ステーションの場所を知るには、「ロケスマ」というアプリが一役買う。アプリを起動して「コラボ+」タブをタッチすると、東京や神奈川の「災害時給水ステーション」マップがあるので、該当地域なら使わない手はない。
スマホはまさにライフライン(生命線)。どのような状況でも充電は絶対に切らしたくない。
「モバイルバッテリーを持っていても、それもいつかは電池切れし、再充電できるかどうかわかりません。私のオススメは『水電池』。電池にスポイトで水を入れることで使用できる電池で、液漏れしないという特徴があるので、未開封状態で20年未満の長期保存が可能です」(岡部さん)
さらに強電力なのは充電器「アクアチャージ」だ。専用ケースに発電用塩とコップ1杯の水を入れるだけでスマホ2台をフル充電できるという。
「手動でグルグルと手回しすれば、自家発電して稼働するラジオは昔からありますが、最近はそこにスマホを接続することで充電できる商品があります」(岡部さん)
一家に一台、必携だろう。
※女性セブン2020年2月13日号