京都市の市街地ど真ん中にあるのは、御金神社。この神社は、V6の岡田准一(39才)・宮崎あおい(34才)夫妻がお忍びで参拝したこともあり、「御金」と書いて「みかね」と読み、金運が上がるパワースポットとして全国的にも有名だ。宝くじを中に入れて保管すればと当たりやすくなるといわれている、祈祷済みの「福財布」を購入するため、全国各地から参拝客が訪れる。
熊本県にある白蛇神社 阿蘇白水龍神權現は、商売繁盛・財運を司る弁財天の化身、白蛇を祀る。
「2000年に当社の宮司がこの地で白蛇様と出会い、その後、お宮を建ててお参りいただくようになりました。お参りしたところ高額当せんしたかたが多く、口コミで広がりました」(白蛇神社の担当者)
購入した宝くじを持参し、白蛇様に直に触れてもらえる祈願も受けられるという。
幸せを呼ぶ「吉ゾウくん」が高額当せんを招くと評判なのが、千葉県長生郡にある長福寿寺。約1200年前に伝教大師最澄(さいちょう)が創建、「西に比叡山、東に長福寿寺(当時は東叡山と称した)」といわれる大古刹だ。
吉ゾウくんは、織田信長の焼き討ちにあって荒廃した比叡山を再建した17代目の住職・豪仙學頭(ごうせんがくとう)が護摩修行をしている最中、火炎の中に一頭の象が舞い降りたことに由来するという。
「幸せを呼ぶ象には健康や夫婦円満など5つのご利益があります。ところがここ10年ほどは金運が突出していて、特に宝くじが当たったという報告が相次いでいます」(今井長秀・第56世住職)
長福寿寺では例年、ジャンボ宝くじの「大当たり祈願祭」を行っており、今年も同じ名称で2月16日に開催するという。
事前の祈願だけが“当せんへの道”とは限らない。東京・新宿にある宝禄稲荷神社は、“外れくじ”を供養することで、次の当せんへと導いてくれるとされている。
「毎年5月22日の宝禄祭で『外れくじ供養』が行われ、全国から来られたかたがたが勝運を授かって帰られます」(宝禄稲荷神社のある原町三丁目の町会会長・土屋勝さん)
※女性セブン2020年2月20日号