なんとここでは、『女ねずみ小僧』チームのリーダーとして登場。そもそも「小僧」が女というだけでもなかなかなのに、それが集団で出てくるのである。そのスペシャル版第一弾『女ねずみ小僧スペシャル1いけないことだぞ!大江戸マラソン博奕地獄』では、女ねずみ小僧たちが、箱の中で早替わりしたり、幻灯機を使って刑事ドラマの捜査会議みたいなことをしたりする。悪徳商人宅の地下には南蛮博奕(ルーレット)などがある違法カジノだし、マラソンメンバーに瀬古選手がいる?と思ったら、当時、そっくりさんとして知られた三遊亭楽太郎(現・圓楽)だよ。

 いったい誰がこんな物語を書いたのかと思ったら、三谷幸喜先生でした。ちなみに第三弾のタイトルは『狙われたからくり城 史上最悪のダイハード』で、お察しの通り、城をテロリストに占拠されるというストーリー。ブルース・ウィリスもびっくりである。

 このほか、『武蔵坊弁慶』では伝説の女武者として知られる巴御前、大河ドラマ『武田信玄』では、勇ましく戦場にも出ようとする側室里美、『功名が辻』では信長の妹にして戦国の美女として名高いお市なども演じている。今後、唯一無二のキャリアにどんな役が加わっていくのか。魔王の次は「大地」だったら、幸せだが、そうなると、神話の世界か…。いや、ありうる。そう思わせるものが、何かある。

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン