芸能

根本美緒さん 天気コーナーの持ち時間が5秒で何を話した?

『朝ズバッ!』の名物お姉さん

 愛らしいルックスとキャラクターで『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS系)で人気を博した根本美緒さん。実は東北の地方局アナ出身の彼女はいかにしてお天気お姉さんになり、現在は何をしているのか──。

 * * *
 もともと大学で環境経済を学んでいて、「環境教育の番組を作りたい」と宮城の東北放送にアナウンサーとして入社したのですが、これが私の人生にとって天気ならぬ“転機”でした。

 当時のアナウンス部長に入社式で「環境に詳しいなら天気予報も詳しいんでしょ」と言われ、入社初日からお天気コーナーを担当することになったんですが、実際は全く詳しくなかったので勉強を始めたんです。

 そのうち東北放送に気象台を建てる計画が立ち上がったのですが、法律上、局内に気象予報士が2人いないと建てられなかったため、私の合格を皆さん心待ちにされていたと思います。仕事終わりにファミレスで勉強をする日々で、21世紀を迎えた2000年の年越しの瞬間も机に向かっていたのが今も忘れられません。

 ですが猛勉強をしていたのに、試験は5回も失敗! そのうち私が試験に落ち続けていることが番組で取りあげられ、「今回は大丈夫なのか?」とネタになってしまいました(笑い)。視聴者の方々にも知られていたので、デパ地下に行けば「ネギは頭にいいから食べな」とお惣菜をいただいたりしていましたね。

 結局、私の資格取得前に中途採用で予報士の方が入社されたので気象台は建ってしまいました(笑い)。とはいえ、6回目で資格を取ったことで仕事の幅が確実に広がりました。

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン