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ユニクロ愛用する40代生保レディ「お金があると思われたくない」

生保レディの強い味方?(Getty Images)

生保レディの強い味方に?(Getty Images)

“プチプラ”(プチプライス)と呼ばれる低価格帯のファッションが流行している昨今、その代表格とも言えるのがUNIQLO(ユニクロ)だ。インスタグラマーのあいだでも「ユニクロ女子」、通称「ユニ女」が拡がりを見せており、ハッシュタグ「#ユニ女」も多用されている。

 低価格でもシンプルで高機能なアイテムが豊富なことで知られているが、このユニクロファッションを仕事上で重宝しているというのは、大手保険会社で15年以上にわたり生保レディをしているという女性・ササハラさん(仮名・40代)だ。

「私は自分の営業戦略の一つとして、ユニクロを愛用しています。この仕事は、とにかく契約を取らなくては何も始まらない。もちろん、保険商品を深く理解し、改定に備えて勉強し続ける姿勢は不可欠です。でも、結局大事なのは『この人ならば信頼できる』、『この人となら定期的なやり取りをしてもよい』とお客様に思ってもらうこと。

 さまざまな所得、地域のご家庭に訪問しますが、その際のファッションで一番気をつけるのが『贅沢な印象を与えない』ことです。たとえば冬場のこの時期は、玄関でコートを脱ぎます。その時に、高級ブランドのタグが付いたコートをお客さんに見せてしまうと、『自分たちが払ったお金で贅沢をしている生保レディ』というイメージを与えかねません」(ササハラさん)

 こうしたイメージを持たれないために、ササハラさんが愛用しているのが「ユニクロ」商品だという。

「だから私は、ユニクロの商品のなかでもはっきりロゴが見える商品を買って、それを着て営業に行くようにしているんです。とくに主婦世代はブランド物に敏感ですから。コートだけでなく、『あ、これユニクロだ』と分かるような定番商品はかならず購入して、身につけるようにしています。Vネックニットもカシミヤ製のハイエンドのものではなく、ウールのものを買います。

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