スポーツ
2020.03.03 16:00 NEWSポストセブン
13歳のメダル候補 コーチが語る高飛び込み・玉井陸斗の力

最年少記録に期待が高まる玉井はどう成長してきたのか(時事通信フォト)
ニッポン男子史上、最年少の五輪選手が誕生するかもしれない。中学1年生にして今夏の夢舞台を目指す、男子高飛び込みの玉井陸斗(JSS宝塚)だ。シリーズ「東京五輪へ――私が見たアスリートの素顔」では、小学5年生の頃から玉井を指導し、その才能を見出した馬淵崇英コーチに話を聞いた。馬淵コーチは、五輪出場はもちろんのこと、「メダルまで狙える」と力を込める。その“根拠”とは。ノンフィクションライター・柳川悠二氏がレポートする。
* * *
引き締まった肉体はまさしく“美”だ。10mの高さから入水まで、わずか1秒ちょっとのパフォーマンスは誰が見ても圧巻だ。
しかしながら、陸に立てばアスリートというより、やはりあどけない13歳(中学1年生)の少年である。
男子高飛び込みの玉井陸斗は、昨年9月の日本選手権を史上最年少で優勝し、今年2月9日の国際大会派遣選手選考会でも派遣選考基準を突破して1位となり、東京五輪への出場権をほぼ手中にした。13歳10ヶ月での出場となれば、日本男子史上最年少のオリンピアンとなる。
「飛び込みに必要な才能のすべてを持ち合わせている選手。落ち着きと、集中力が普通ではない。あれもこれもそろっているから、こんなこと(13歳で五輪出場)になるわけです」
そう話して笑ったのは、玉井を指導する馬淵崇英だ。中国出身(1998年に帰化)のナショナルチーム・ヘッドコーチで、今夏の東京で6回目の五輪出場となる寺内健を指導してきた名伯楽である。
3歳でJSS宝塚に通い始め、小学1年生から飛び込みに挑戦した玉井は、小学5年生の時から馬淵に師事するようになった。
関連記事
トピックス

福原愛に不倫報道!夫と子供を台湾に残して横浜「お泊りデート」撮

私大入試「志願者数トップ20」 早稲田ほか軒並み激減の中で人気を集めた大学は?

ATSUSHIが交際トラブルで20代インフルエンサーから巨額訴訟

福原愛の別居報道が中国を席巻 “模範夫婦”の異変に驚きの声

川内優輝が履いたアシックスの厚底 ランナーがやきもきする理由

カンニング竹山のオンラインサロン キンコン西野との違いは

永山絢斗、芸能界屈指のカーマニアが乗る「最強スペック欧州車」
