スポーツ

単勝、複勝、ワイド… 馬券の種類は固定して買うべきか

無観客での開催は続く

 誰もが夢見るものの、なかなか現実にならない夢の馬券生活。調教助手を主人公にした作品もある気鋭の作家、「JRA重賞年鑑」にも毎年執筆する須藤靖貴氏が、馬券の種類についてつづる。

 * * *
 無観客レースが続くと馬券を手にしなくなる。そして馬券売場のアナウンスも。「確定まで、お手持ちの○○はお捨てにならないでください」というアレ。

 だから、その「勝馬投票券」ってのを、やめろと言ってるんである。

 馬鹿も休み休みに言え。役人が決めたようなアホウな名称を使う競馬ファンは皆無だろう。テレビ放送でも馬券馬券と言っている。ユーザーに無視される言葉を主催者が使い続けてどうする。私が農水大臣になったのなら、真っ先に「馬券」と呼ばせます。

 さて、その馬券である。馬券に選択肢のある点も競馬の魅力だろう。パドックと返し馬で馬を定めて、いざマークカードにペンを立てるわけだが、単勝、複勝、馬単、馬連、ワイド、3連単、3連複などなど、なにをチョイスするかで成果は大きく変わる。

「この3頭しかない!」といった場合、3連複も妥当だが、ワイド3点を厚めに買うテもありましょう。じっと馬連3点でもいいわけだし。

 当初、私は複勝ばかりを買っていた。とにかく当てて喜びたかった。ところが低配当だから穴狙い、ほぼ外れる。たまに当たったところでトータルでは儲からない。

 それで、「これは!」と思う馬の単複とワイドに移行した。3連複3連単はハナから除外。複勝さえ取れないのにそんなものが当たるはずもない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン