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2020.03.28 15:59  週刊ポスト

松坂慶子、風吹ジュン、関根恵子 邦画濃厚ラブシーンの系譜

松坂慶子の肌の美しさは伝説(写真/共同通信社)

 日本映画の歴史を振り返る上で、必ず触れなければいけないのが女優たちのラブシーン。昭和から平成、そして令和へと時代が移る中で、多くの女優たちが迫真の演技で男性映画ファンたちを魅了してきた。邦画に精通する者が選んだ名シーンは何か? 映画評論家の秋本鉄次氏、俳優の螢雪次朗氏、精神科医・映画監督・評論家の和田秀樹氏の3人が座談会を開催。名シーンを徹底批評する。

秋本:私と編集部とで、現在に至るまでの間でポスト読者も衝撃を受けたであろう、濡れ場が話題になった映画を9つ選んでみました。女優のバリュー、時代のバランスだけでなく、体位のバリエーションなども考慮しています(笑い)。今日はそれぞれ俳優、映画監督、評論家の立場から、実際にそれらの濡れ場を観ながらみんなで語り合いましょう。

 まずは『蘇える金狼』(1979年、監督/村川透)。松田優作演じる冴えないサラリーマンを装う男が会社の乗っ取りを狙うという話で、26~7歳の風吹ジュンが完脱ぎして、松田優作と絡んでいます。全裸の風吹ジュンを松田優作がベッドに抱えて行き、体を重ね、両胸を揉みしだく。対面座位のような体位もあれば、その翌朝には2人がグラスのジュースを飲み、タバコを吸いながらの立ちバックもありますね。

和田:風吹ジュンにはふっくらしたイメージがあったけど、こうして裸を見るとすごく細い。

秋本:なのに胸はかなりあって、揉まれるとぐにゃりとする。その柔らかさとボリューム感がたまらないですよ。まさに“銭の取れる裸”です。映画館なら観客の生唾が聞こえてきそうですね。きっと総立ちでしょう(笑い)。

螢:いいですよね、この頃の風吹ジュンは。相当可愛いです。まだフーテンぽくて、フワフワした感じがあって。監督の演出も上手いね。濡れ場をあんまり長い時間見せず、もうちょっと見たいと思わせるところでやめておく。

◆裸がメインの映画じゃないから逆にいやらしい

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