「半年をかけ27か国の『幸福国』を回ってわかったことは、結局、幸せって自分で決めるしかないってこと。そのためには、“自分を知ること”です。自分が、何をしたら幸せなのか。たとえば、私だったら、日向ぼっこをしたりとか、おいしいものを食べたりだとか。そういう、自分の中の幸せをどんどん探して、それをかなえてあげる。

 私がいつもやっていて、お勧めなのは、幸せを感じたときに“あー、シアワセ!”と口に出して言うこと。そうすると、もう一回、自分でも確認できるから、さらに幸せになる。いまでは私の口癖になっています。

 現在は、新型コロナで会社や友人など、これまでのコミュニティーから隔離されているかたも多いと思います。でも、こういうときだからこそ、あえて雑音のないところで『幸せ』は何かを探してみたり。また、家族の時間が増える人は、本音でコミュニケーションしてみると、意外と話を聞いてくれたりと、新たな居心地のよさや幸せが見つかるかもしれませんよ」」

写真提供/堂原有美さん

※女性セブン2020年5月21・28日号

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