Q. 刺されにくい格好とは?
A. 白や淡色のダボッとした服で露出は控えめがおすすめ
「夏は、白や淡色などの服を着た方が、蚊の対策としては有効です。なぜなら、蚊は、黒、濃紺、濃い灰色など、暗色や濃色を好むからです。蚊がいそうな草むらに行く際に黒い帽子や黒い服を身につけていたら、自ら蚊を招いているようなものです」(アース製薬ブランドマーケティング部・渡辺優一さん)
また、肌は露出せずに、できれば夏でも長袖長ズボン、足元は靴下に靴、というスタイルが理想。肌にピタッと密着した衣類は、針がその衣類を貫通するので、できればダボッとした服がいいという。
Q. 手で蚊を潰したときにつく血から病気に感染しない?
A. 微量なので人に感染させるほどの威力はない
「蚊がHIVウイルスや肝炎ウイルスなどをもっている人を吸血しても、潰したときに出る血液の量は微量であり、それに含まれるウイルスの量もごく微量。人に感染させるほどの威力はありません。こうしたことから、感染しないと考えられています」(白井さん)
なお、肌に止まっていたら、かゆみのもとである唾液を注入される前に叩き潰した方がいいという。