芸能

『BG』撮影で木村拓哉シフト リアリティより感染予防優先

テレビ朝日が期待するドラマも感染予防に苦慮

 6月18日放送の第1話が視聴率17.0%と好スタートを切った木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の現場では、徹底した「キムタクシフト」が敷かれているという。

「警護シーンはなるべく木村さんを先頭にして、前方者の呼気を吸い込まない工夫をし、アクションシーンや爆破シーンなどは大幅に削減したそうです。

 こうした配慮によってリアリティが薄れてしまう部分はありますが、主要キャストの感染予防を優先させたそうです」(テレビ誌記者)

 コロナ禍での撮影は、現実の警護と“誤差なし”とはいかないようだ。

 同じくテレ朝の『特捜9』(主演・井ノ原快彦)では、取り調べで刑事と容疑者が向き合うシーンが不可欠だが、

「透明アクリル板を挟んで対面シーンを撮影し、その後画像処理でアクリル板を消す処理をしている」(テレ朝関係者)

 というから大変だ。テレビドラマ撮影の現場に詳しい芸能評論家の三杉武氏がいう。

「第2波、第3波を想定すると、少なくとも今年いっぱいは制約の中での撮影が続くとみられています。今後は『リモート撮影』だけで製作するドラマが登場する可能性もある。ドラマ現場は端境期を迎えていると言えます」

 新型コロナは「撮影様式」も大きく変えようとしている。

※週刊ポスト2020年7月10・17日号

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
大河撮影前に2人で北海道旅行をしたという(時事通信フォト)
吉高由里子、セレブ恋人との結婚は『光る君へ』クランクアップ後か 交際は事務所公認、大河スタッフも“良い報告”を楽しみに
週刊ポスト
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン