「りえちゃんには幸せになって欲しいー」
「りえさんはご苦労も多かったと思いますので
幸せになっていただきたいです」
という声も寄せられた。なぜここまで好意的な声が集まったのか? ベテラン芸能記者の石田春男氏はこう分析する。
「今でこそ落ち着いたベテラン女優といった雰囲気の宮沢りえですが、かつてはとにかく“お騒がせ女優”として有名でした。人気絶頂だった18才の時に発売したヘアヌード写真集『サンタフェ』、相撲界の期待の星だった貴花田(当時)との婚約発表と婚約解消、ステージママとして有名だった“りえママ”の存在、激太り、激ヤセ…本当に色々ありました。しかし今回の落ち着いた表情写真を見ると、森田剛との結婚は大正解だったようですね。
宮沢が生まれた1973年は、団塊ジュニアの中で生まれた人がもっとも多かった年。10代前半からトップスターとして活躍しながら、辛酸をなめてきた彼女は、厳しい競争を闘わなくてはいけなかった団塊ジュニアの象徴のような存在です。そんな彼女が40代後半になり、ついに平穏な日々を過ごしていることを、自らの人生に重ねた人が多かったのではないでしょうか」(石田氏)
“りえちゃん”と呼ばれていたのは、もはや30年も前のこと。同世代のトップランナーの幸せな姿に多くの人が目を細めた形となったようだ。