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2020.07.09 10:00  たまGoo!

今や海外は当たり前!高校の修学旅行費用が高額になっている衝撃

今や海外は当たり前!高校の修学旅行費用が高額になっている衝撃

高校の修学旅行の行き先を覚えていますか?10代の多感な時期に友だちと出かける旅行は、一生の想い出ですね。グローバル化がうたわれる昨今、高校の修学旅行事情も様変わりしています。気になる費用や行き先について、実態調査の内容とともに報告します。たまGoo!読者のママたちには気が早い記事ですので予習感覚で読んでみてください。

高校の修学旅行事情読み進める

修学旅行といえば、京都・奈良といった日本文化に触れる旅や、広島・長崎の平和記念館見学などが定番です。「修学」のための旅行ですから、子どもたちにとって「学び」になるような行き先が選ばれています。最近では国内のみならず、海外も人気です。

海外旅行が人気?公立が超えられない壁

中高一貫校では海外研修を教育カリキュラムのひとつに掲げているところもあり、修学旅行先に海外を選択する学校が増えています。行き先はイギリスやフランスなどのヨーロッパや、オーストラリアやニュージーランドといった特色のある島国、シンガポールや韓国などの近隣諸国など多岐にわたっているのがわかりますね。ただ公立高校には都道府県や政令指定都市ごとに「海外修学旅行実施基準」が定められていて、宿泊日数や行き先が制限されています。そのため短い日数で、旅行できるアジア近郊が選ばれる傾向にあります。

高額化する費用が負担になることも

修学旅行となるとそれなりに費用がかかります。個人の旅行では格安航空券をとったり、民泊やドミトリーを利用したりして費用を抑えることもできますが、集団の旅行ですとそうはいきません。全国修学旅行協会の調査によれば、2017年の時点で公立は約15万円、私立は約25万円の平均費用がかかっていることです。費用は年々上昇傾向にあり高額化する費用が負担となり、修学旅行を欠席せざるを得ない生徒もいます。

リアル修学旅行実態調査

高校の修学旅行は必修カリキュラムではないので、実施しない高校もあります。しかし多くの学校では、想い出づくりや体験学習の機会として実施されています。実際の修学旅行について、費用や旅程などを調査しました。具体的な例をみてみましょう。

【公立】国内旅行の例:長崎・福岡・熊本

東京都内の公立校の場合です。行き先は、長崎・福岡・熊本で、全員が同じ場所に行きます。時期は2年生の2月。大学受験のさまたげにならないように、2年の終わりか3年の春先に予定している高校が多いようです。費用は旅行費のみで8万円。3泊4日で九州までの往復は飛行機を使います。長崎での平和学習、九州では災害学習を行うなど、体験学習に重きをおいています。現地での昼食やお土産代は別途かかりますので、おおよそ10万円程度の費用になりますね。1年生から積み立てておけば、月々5千円程度の負担になります。また学校によっては、入学後に行き先のアンケートをとるというところもあります。

他にもどんなどころにいってるの?

(過去の実績より)

高校名行先 学年 
東京都立大泉高等学校東南アジア高2
東京都立小石川中等教育学校オーストラリア中3
オーストラリア・シンガポール・マレーシア高2
東京都立小平高等学校台湾高2
国立東京工業大学付属
科学技術高等学校生徒の希望調査により決定高2

【私立】海外旅行の例:ヨーロッパ

首都圏の私立高校の場合です。行き先はヨーロッパです。同じ場所ですが3期程度に分散して出発します。時期は公立と同じく2年の冬か3年の春。海外はテロなどの国際情勢によって直前に旅行先が変わるリスクもあります。費用は25万円ほど。現地での自由行動があり、昼食代やお土産代は別途必要です。またパスポートの取得代もかかります。グローバルクラスを中心に、事前学習をおこなう場合もあります。海外への修学旅行は現地の通貨を使ったり、公共交通機関を利用したり、海外体験が主な目的だといえるのです。

他にもどんなどころにいってるの?

(過去の実績より)

高校名行先 学年 
郁文館高等学校マレーシア高2
江戸川女子高等学校カナダ・フィリピンから選択高2
(普通科)
アメリカ・イギリス
ニュージーランド・フィリピンから選択高2
(英語科)
駒込高等学校シンガポール・マレーシア高2
昭和女子大学附属昭和中学校アメリカ中2
東京女子学院高等学校アメリカ高2
法政大学高等学校シンガポールまたは沖縄高2

高校の修学旅行までに備えておきたいこと

積み立てをするとはいえ、修学旅行の費用は全般に割高です。いざとなったとき、子どもが修学旅行をあきらめなくてすむように、親としては備えてあげたいですね。「まだ早いかな?」と思うかもしれませんが、備えあれば憂いなし!せっかくの機会を十分活用できるように考えておきましょう。

国の教育ローンを検討してみよう

国内旅行に15万円前後、海外旅行に25万円前後という旅行代金のほか、現地での食事代、お土産代など修学旅行関係ではなにかと出費があります。高校は義務教育ではありません。授業料以外にも諸経費がかかると考えて、子どもが小さいうちから計画的に学資を積み立てておくことは大切です。資金準備が難しい場合は、国の教育ローンを検討してみましょう。日本政策金融公庫が貸し付けをおこなっています。借りた学資は、修学旅行代金に使うこともできます。海外留学のための資金として借りることもできるので、念頭に置いておくとよいでしょう。

旅行前の調べ学習を習慣化しよう

いずれにせよ、けして安くはない金額を払って旅行にいくわけですから、何かしらの経験を積んでほしいと思うのが親心です。そのためには、家庭での地道な環境づくりが欠かせません。帰省したり、家族旅行へ行ったりする際には、事前に調べる学習習慣を作りましょう。難しい調査や、結果をノートにまとめるといった面倒な作業はなくても大丈夫です。「これから行くおじいちゃんのお家はどこかな?」と日本地図を眺めたり、地域の名産品を探して買ってみたり、楽しく学ぶ意識づけを心がけてみましょう。子どもの好奇心や学習意欲の向上は家庭環境が鍵です。小学生のうちからモチベーションをあげていきましょう!

おわりに

高校の修学旅行は、費用がかかるもののやはり大事な経験です。公立校でも、制約のなかで近場の海外を訪れる学校もありますし、私立でも国内旅行が定番になっている学校もあります。なんでもバーチャルですませがちな昨今。やはり生の体験は貴重なものといえるでしょう。親子ともども納得できる修学旅行体験ができるよう、考えていきたいですね。

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