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2020.07.31 16:00  マネーポストWEB

食費「1日2万円」の富裕層妻たちの金銭感覚「月2万円はあり得ない」

食費にいくらかけるかは人それぞれだが…(イメージ)

 7月中旬、「#食費2万」というハッシュタグがTwitterで賑わった。〈子ども3人でも食費2万円台。節約上手のスーパーの回り方〉というネットニュースが話題になったからだ。だが、金銭感覚は人によってそれぞれ。東京・港区の麻布界隈に住む富裕層世帯の“麻布妻”たちはSNSなどを見て「月2万円」は何かの間違いではないかと驚いたという。自身も麻布妻でライターの高木希美氏が、その一般庶民とはかけ離れた金銭感覚をリポートする。

 * * *
 食費月2万円の記事が話題になったあと、何人かママ友が集まったときのことです。

「外食したら1回で2万円だよね」
「うちは週末は土日とも外食って決めてるから、週末だけで5万円行っちゃう」
「東京ミッドタウンのプレッセ(高級スーパー)でお肉とか手巻き寿司の材料買ったら、1回で2万8000円だった」
「月10万円以下って無理だよね」

 ──このように、それぞれ富裕層世帯ならではのコメントをしていました。外食費を入れれば月20万円、30万円は当たり前の人たちですが、自炊のための食費のかけ方で特に凄かったのが、20代の新婚麻布妻・マミさん(仮名)でした。夫は親の代からの開業医で、お金に無頓着。というよりも、経済観念が希薄と言ったほうがいいかもしれません。

「私、一人暮らし経験もなく嫁入りしたんで、母から習っていたのでお料理はできますが、どうやって節約するかとか知らないんです。食卓にどんなものが並ぶのが普通で、みんなはいくらくらいかけているのかがわかりませんでした。月2万円って、びっくりして……」

 そう語るマミさん。両親は高級スーパーとして知られる明治屋か紀ノ国屋でばかり買い物をしていたそうで、マミさんは麻布エリアでやはり高級スーパーとして有名な「ナショナル麻布スーパーマーケット」(通称・ナショナルマーケット)や「ナニワヤ」で買い物しているそうです。

「夫には健康第一でおいしいものを食べてほしくて、なるべくお惣菜も買わずに自炊しています! 1回の買い物は5000円とか7000円前後で、普通ですよね?」(マミさん)

 普通ではないのが、食材の使い方でした。

「実は、つい最近まで、買った食材はその日のうちに使い切らなければならないと思っていたんです。実家でもたぶんそうしていたと思います。にんじんが3本あったら、3本使い切るとか。作り置きとかもしなくて、5000円分の食材買ったら、全部をその日に出してました。で、余ったらしょうがないから捨ててました……。レストランでもそうだし、それが当たり前と思っていました。

 だから、1食5000円という感覚でした。それで『月2万円』という記事があるのを聞いて、“私っておかしいのかな?”って驚いたんです」(同前)

 いまは「使い切り」はしなくていいことは知ったものの、基本的に毎日5000円は変わらないそうです。

「夫はお肉が大好きなので、ステーキをよく買います。昨日の夕飯はステーキ肉2枚と、付け合わせのポテトサラダなどで5000円でした。先日は、ステーキ肉2枚とバジル、卵、ベビーリーフ、モッツァレラチーズ、トマト、フランスパンにガーリックバター、あと飲み物を少しで7000円くらい。週末とかにローストビーフ用の塊のお肉とワイン買うときは1日2万円ですが、これって凄い贅沢してるわけじゃなくて普通の自炊ですよね?」(同前)

 マミさんとは違って、意思を持って食費にお金をかけていると語っていたのがリエさんでした。

「主人がものすごく健康志向なので、オーガニック品しか買いません。塩も専門店に行くし、他の調味料も、通販で定期的に取り寄せているものを使っています。

 子供たちのお菓子も自然派食品の店で買うか、手作りです。ドレッシングは1度も市販のもの買ったことないし、焼肉のタレも最初から手作りしますね」

 そう語るリエさんは、素材にこだわるから月に30万円ほどかけているそうです。マミさん同様、1日2万円かける日も少なくありません。

「最近は、白ワインや赤ワインはもちろん、スパークリングやオレンジワインもオーガニックのものが買えるから、嬉しいですね。どこの産地か確認できないものは、飲み物も食べ物も買いません。コンビニ? 口に入れるものは買いませんね。かなり前に水は買ったことありますが」(リエさん)

 家族全員、ユニクロは着ているけれども「食費だけは絶対に譲れない」そうです。食費のかけ方は、その人のこだわりを反映すると言えそうです。

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