芸能
2020.09.20 07:00 女性セブン
松田聖子のお宝グッズ 丸文字で書かれた直筆メッセージ

『明星』『平凡』『ヘアカタログ』のほか、『GORO』など青年向けのグラビア雑誌でも聖子特集があれば購入し、年代別に保存(写真提供/ジュンさん)
アイドル、俳優、ミュージシャン、スポーツ選手、漫画のキャラクターなど。多感な十代のころに、何かに夢中になったこともあるだろう。そして、その人をグッズを貪るように集めるコアなファンも少なくない。
松田聖子ファン歴40年の薬剤師の女性・ジュンさん(53才)は、当時からずっと松田聖子を追いかけており、集めたグッズは今でも保管しているという。そんなジュンさんに、集めた“お宝”について語ってもらった。
* * *
友達同士でアイドル雑誌の切り抜きを交換し合うのも、よくやっていました。友達は『明星』や『平凡』(平凡出版)の担当、私は『近代映画』(近代映画社)を買うのが担当でした。
友達の何人かが好きだったのは、たのきんトリオのトシちゃん(田原俊彦)やマッチ(近藤真彦)だったので、私は聖子の切り抜きをもらいたい放題でした。
「聖子好きなら、コレあげる〜」とほかのお友達がくれるので、同じ号の同じページが10枚集まったこともありました。ただ、うちの学校はアイドル雑誌を持って行くのも禁止だったので、昼休みなどに、先生の目を盗んでこっそり交換していました。それでも見つかった場合は没収されてしまいましたけど。
雑誌には付録が付いていることもあって、「撮り下ろしのはがき」もよく集めました。当然、もったいなくてはがきとしては使えませんが(笑い)。
夏の号には赤いワンピースの水着や黄色いドレスを、正月号には振袖を着ている写真が付いていて、それらを手にするとテンションが上がる! いまも写真入れに入れて、保存しています。
思えば、雑誌を買うのも大変でした。1冊500円ぐらいはしたので、あれこれ買って、雑誌までとなると、お金のやりくりが大変。だから、親には「今日のお昼、パン買うから」などと言ってお金をもらい、パンは買わずに、そのお金で雑誌を買っていましたね。
◆文具類

80年代から90年代まで中高生の定番だった缶ペン以外に、写真入りの消しゴムや下敷き、ノートなど。「全部、もったいなくて使えなかった」と未使用の状態で保存(写真提供/ジュンさん)
アイドルグッズを学校に持って行くことは禁止でしたが、文具類だけは見逃してもらっていたので、聖子のロゴが入った缶ペンを使っていました。「お宝」の多くは未使用だけど、缶ペンだけはボロボロです。
「松田聖子」と刻印された8本入りの鉛筆や、消しゴムや下敷き……どれも思い出だらけの宝物です。
◆レコードの予約特典

アルバムレコード(LP)には決まって予約特典が。当時を思わせる丸文字で書かれた直筆のメッセージや、非売品のオリジナルTシャツが当たるキャンペーンの告知も入っていた(写真提供/ジュンさん)
シングル、アルバムのレコードが出ると、その特典としてミニパネルやメッセージ付きのポストカードが付いてきました。そうそう、アルバムのことをLPと呼んでましたよね。
予約特典は数量限定なので、予約開始と同時にすぐに近くのレコード店に駆け込んで予約。写真付きのパネルのほかに、聖子直筆のメッセージが書かれたカードがあったりして、本人から手紙をもらえたような気分になりました。
それこそ、10代の私は、それだけでテンションマックス。うれしくも誇らしい気持ちになっていました。ええ、もちろん、聖子の直筆だといまも思っていますよ。
中学時代まではそんな感じで、いま思えば、かわいいものだったかもしれません。そして、高校生になると私の聖子愛はさらに加速し、コンサートにも行くように。また、松田聖子親衛隊のレディースに入ることになり……この続きはまた今度お話しします!
【プロフィール】
ジュンさん/松田聖子ファン歴40年。親衛隊レディースメンバー。現在は薬剤師として働く一方、親衛隊仲間らとコンサートやディナーショーに出かける。24才で結婚し、1男2女の母。
※女性セブン2020年9月24日
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