焼酎のロックを飲んでいたという

焼酎のロックを飲んでいたという

 プライベートで感情が揺れる一方、仕事面では変化を求めていたようにも見えた。2019年まで、年間のCM契約は4、5本コンスタントにあった竹内さんだが、今年は2本のみ。映画やドラマも年内は予定がなく、来年以降もスケジュールは埋まっていなかったという。

「彼女も40才という節目に独立することも考えていたようです。竹内さんを育て上げた社長の退任と20年来の担当女性マネジャーが変わったというタイミングもあったかもしれません。中谷美紀さん(44才)や柴咲コウさん(39才)など同世代の女性が独立した影響もあったと思います」(前出・芸能関係者)

 だが、彼女にとってはひとりの問題ではなかったようだ。別の芸能関係者が語る。

「夫の中林さんも同じ事務所です。独立といっても夫婦の問題にもなり得る。新たな挑戦をしたい竹内さんと事務所に残ってしっかり安定した生活を送っていきたい中林さんと意見の衝突はあったでしょう」

 子供の頃から自分を押し殺し、家族と接し続けた竹内さんは、今年4月に40才の誕生日を迎えた。前出・竹内家の知人が嘆息とともに振り返る。

「実は結子ちゃんのお母さんは40才になる年に亡くなっています。だから結子ちゃんが40才で旅立ったことには、大きな意味を感じてしまいます。毎年、自分の成長を報告するかのように母親のお墓参りを欠かさなかった優しい子ですから、母の年齢を超えて考えることがあったのか……」

竹内さんは死についてこう語っていた

 母親を亡くしたとき、竹内さんは14才だった。そして現在、彼女の最愛の長男もまた14才である。

「再婚する際は、長男が“3人一緒になれば楽しくなるね”と悩む竹内さんの背中を押したといわれています。彼女も長男には精一杯の愛情を注ぎ、彼が現在通う某有名中学の受験のときも、仕事をセーブしながら個人経営の塾に通わせ、2人で合格を勝ち取りました」(ファッション誌関係者)

 2016年のインタビューで彼女は「10年後の45才」についてこう語っていた。

《子供が二十歳を迎えるので、成人式に参加しているんでしょうね。そうなれば私も第二の青春の始まりです》

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