立皇嗣の礼は盛大に行いたいとのお考えだったという(撮影/JMPA)

 1985年、秋篠宮さまは紀子さまと学習院大学時代に出会われ、翌年にプロポーズ、その3年後には婚約が内定した。しかし、当時は昭和天皇の服喪期間中であり、宮内庁の一部からは「この時期の婚約はあり得ない」「皇太子さまより先の結婚は好ましくない」との声が上がったという。紀子さまが平均的な一般家庭の出であることから、「身分が違うのではないか」との声さえ聞かれた。

「しかし、おふたりは強い意思でご結婚を望まれ、当時の天皇皇后両陛下も結婚をお許しになった」(皇室記者)

 強いご意思で結婚にたどり着いた紀子さまがいま、小室さんに不信感を募らせ、眞子さまとの結婚に関して否定的になられている。眞子さまとしては“どうして私の気持ちは尊重してくれないの”と、反発のお気持ちを抱かれているのかもしれない。ご夫妻のお気持ちは、眞子さまのそうした反発心とは相反するものだという。

「プライベートの問題が取り沙汰される眞子さまですが、ご公務はそうした問題を切り離され、堂々とこなされています。“イベントには眞子さまにいらっしゃってほしい”という声は後を絶たないそうです。

 ご夫妻は、そんな眞子さまを頼りにされていますから、眞子さまにはできる限り秋篠宮家に留まってほしいとお考えでしょう。仮に平行線のままご結婚問題が解決しなくても、眞子さまが皇室にいらっしゃる現状を望まれているのです」(前出・宮内庁関係者)

 皇室に残ってほしい紀子さまと、もう皇室にはいられないと思う眞子さま──11月、おふたりはどんな決断をされるのだろうか。

※女性セブン2020年10月22日号

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