芸能

三田寛子、冷徹な梨園の女王 長男・橋之助は恋人と逃げ出す

三田寛子は息子といま、どんな関係なのか

三田寛子は息子といま、どんな関係なのか

「ナイスショット!」。男女の賑やかな声が練習場全体に響き渡る。都内のゴルフ練習場で、打ちっぱなしを楽しむカップルがいた。腕を組んだり、イチャつくこともなく、交際の年季を感じさせるこのふたりは、今年元日のスポーツ紙で「結婚へ」と報じられた歌舞伎俳優の中村橋之助(24才)と京都・祇園の元芸妓Mさんだ。この後ふたりは、父・中村芝翫(55才)の実家に帰宅した。

 ここで2つの疑問点が浮かび上がる。1つは、この恋路は、母親の三田寛子(54才)に否定されていたこと。もう1つは、帰宅先が家族が住む自宅ではなく、橋之助の父親の実家、つまり人間国宝・七代目中村芝翫(享年83)の妻・雅子さんの家であることだ。ある芸能関係者が、苦笑い交じりで明かす。

「実は橋之助さんは、Mさんとの結婚に反対する三田さんから半ば逃げる形で、自宅を出たんですよ」

 三田は熱愛発覚時に「ガールフレンドはこれまでもいたと思いますが、結婚の話は聞いていません」と、交際を歓迎せずに否定していた。

「三田さんは、夫の芝翫さんが過去に芸妓と不倫し、大騒動に発展したこともあってか、息子とMさんの結婚に反対したのかもしれません。Mさんとの将来を真剣に考えていた橋之助さんは、三田さんとの“距離”を感じて、家を出たようなんです」(橋之助の知人)

 当の三田は、わが子の“反抗”に大慌てかと思いきや、いたって冷静だという。

「三田さんは、家出先が祖母宅ということも把握していて“いい年なんだから自立は当たり前”と冷静な様子です。子供たちがどんなに背を向けても、結局は自分の手中にあるという自信がおありなのです」(梨園関係者)

 タレントとしては、天然ほんわかキャラのイメージが強い三田だが、素顔はしっかり者のやり手。梨園の妻たちの中でも“超勝ち組”といわれているという。3人の息子を歌舞伎役者に育てあげただけでも、成駒屋系列の妻として、トップの成績と評価された。その上で、前述の芝翫襲名披露直前の夫の不倫騒動時には、報道陣に対して「夫婦で反省しております」と、にこやかに対応したことで、さらに株を上げた。

「京都・南座で公演があるたび、義母・雅子さんと連れ立って大阪にある初代芝翫さんのお墓参りは欠かさない。もはや三田さんには、梨園内での絶大な影響力があるのです」(前出・梨園関係者)

関連記事

トピックス

伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
総理といえど有力な対立候補が立てば大きく票を減らしそうな状況(時事通信フォト)
【闇パーティー疑惑に説明ゼロ】岸田文雄・首相、選挙地盤は強固でも“有力対立候補が立てば大きく票を減らしそう”な状況
週刊ポスト
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン