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2020.11.22 11:00  マネーポストWEB

Go Toと他の割引の組み合わせ旅行術 宿泊施設・観光名所のシニア割も

Go Toトラベルと他のキャンペーンを組み合わせると、さらにお得に(イメージ)

 新型コロナウイルスの感染対策は万全にしつつ、正月くらいは羽を伸ばして遠出をしたいという人も多いはず。そこで注目を集めているのが、「Go Toトラベル」だ。「Go To」はそれだけでお得だが、他の割引との組み合わせで、さらに旅行代を安くする方法もある。

【表】30万円の旅が17万円台に! Go Toトラベルと他の割引を組み合わせた場合の割引額

 まずは、Go Toトラベルとは何かをおさらいしておくと、キャンペーン登録事業者から旅行を予約すると、35%は旅行代金の割引、15%は旅先で使える地域共通クーポンとして給付される。給付額には上限があり、宿泊する場合は1人1泊2万円まで、一度につき7泊まで支援の対象になる。回数制限はない(新型コロナの感染拡大を受けて、政府は21日、キャンペーンの運用見直しを決めた。具体的な内容はまだ発表されていないため、ここでは従来のキャンペーン内容を前提に解説する)。

 Go Toトラベルに他の割引を組み合わせるとどうなるのだろうか。

◆宿泊施設のシニア割

 宿泊施設によっては、独自に割引やクーポン発行を実施しているところもある。たとえば、ホテルニューオータニ大阪では東京都民限定で24時間滞在の特別プランがあり、館内の飲食店で使えるホテルクレジットを1人につき1万円分発行している。

 こうしたホテルと交通費の「早割」を組み合わせる手もある。たとえばJALを使って28日前までに予約をすれば5割以上航空券が安くなるケースも。ただし、早割は宿泊とのパックになっているものには使えないので注意が必要だ。

 楽天トラベルのトップページでは、「シニア限定」で検索すると、シニア限定サービスを用意している宿泊施設がヒットする。そこには「3000円分の夕食クーポン」「昼のカラオケ2時間無料」などのサービスが記載されている。これは「航空券付プラン」にすれば交通費にもGo Toがきいてお得感が増す。

◆ご当地グルメは地域共通クーポンで

 旅先での食事についても、Go Toとどう組み合わせるかをあらかじめ考えておきたい。

 Go Toイートのオンライン予約ポイント(*注1)やプレミアム付き食事券(*注2)を使って昼食や夕食を安く済ませてもいいし、ご当地のグルメを堪能したいのなら、地域共通クーポンを利用したほうがいい。

【*注1/キャンペーンに登録しているグルメサイトに会員登録してから飲食店にネット予約すると、1人につきランチ500ポイント、ディナー1000ポイントが還元される。1回の予約で10人分(1万円分)が上限。なお、主要予約サイトでは新規付与の予約受付は終了している。*注2/キャンペーン登録店で使える食事券。500円券と1000円券があり、購入額の25%が上乗せされる(1万円分購入すると1万2500円分を外食で利用できる)】

 淑徳大学経営学部観光経営学科教授で観光ジャーナリストの千葉千枝子氏がいう。

「Go Toイートの登録店にはチェーン店が多く、ご当地の小さなお店や高級店はGo Toイートのポイントや食事券が使えない場合があるからです」

 地域共通クーポンには、宿泊日とその翌日までという使用期限があり、使える場所が旅先とその隣接県に限られるので、宿泊先で朝・夕食をとると、利用のチャンスが減ってしまうので注意が必要だ。

◆観光名所のシニア割

 旅先の観光では各種シニア割と組み合わせることでさらに旅を安くできる。美術館や博物館、動物園、水族館、ゴルフ場などではシニア割があることが多い。

 Go Toトラベルは、「帰省」にも利用できる。交通費だけではGo To対象にならないが、1泊分の地元ホテルと交通費込みのパックツアーを予約し、帰りの便を変更すればいい。実家に泊まるとしても、ホテルにチェックイン・チェックアウトすれば、宿泊費を払っても新幹線や飛行機を単体で利用するより安くなるケースがある。

 正月旅行ですべての割引を組み合わせるとどのくらい安くなるのか。

 夫婦2人で3泊4日の箱根旅行に出かけたと想定した比較表が別掲の図である。制度を使わなければ計30万2400円かかるところ、割引を最大限適用させると、41%オフの実質17万9800円になる。

※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号

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