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2020.11.22 15:00  マネーポストWEB

やよい軒「鍋定食」3種を食べ比べ 「ご飯おかわり」と相性抜群の鍋は?

冬の定番、やよい軒の『チゲ鍋定食』

 冬は鍋を食べて体を温めたくなる季節。冬期限定で鍋メニューを提供する外食チェーンも多い。なかでも、毎年多くのファンが待ち焦がれているのが、定食チェーン「やよい軒」の鍋メニューだ。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。

【写真】食欲をそそるやよい軒の『辛旨チゲ定食』『しょうが鍋定食』『すき焼き定食』

「やよい軒は毎年冬に鍋メニューを販売しています。発売される鍋の種類はその年によって変わるのですが、2018年以降は『チゲ定食』『しょうが鍋定食』『すき焼き定食』という3種類の鍋メニューを販売しています。1人で食べる定食サイズの本格鍋としてとても人気が高く、1年を通して定番メニューにしてほしいというファンも多いです」

 そこで、今年の冬にやよい軒が販売する鍋メニューを、マネーポストの庶民派グルメ担当記者Aが実食。その魅力に迫った。

◆チゲ鍋はサイドディッシュがから揚げに変更

『チゲ鍋』(890円、税込み以下同)は、味噌と醤油をベースにしたスープに唐辛子とコチュジャンでしっかりとした辛味を加えたメニュー。具材は、豚肉、白菜、ネギ、とうふ。そして、半熟玉子がトッピングされている。さらに、サイドディッシュには、生野菜のサラダと鶏のから揚げ2個が付いてくる。

「適度な辛さで、とても食べやすい。白菜がメインですが、ボリューム感もたっぷりで満足感も高いです。スープの熱で半熟になった生玉子が、まろやかさを演出してくれて、味の幅が広がっている印象です」(記者A・以下同)

 今年の『チゲ鍋』のサイドディッシュは鶏のから揚げだが、昨年はチヂミだった。

「アツアツのチゲ鍋を食べている途中に箸休めとしてから揚げを食べようとすると、こちらもアツアツで箸休めにはなりにくいかも……。正直、“定食のアクセント”としてはチヂミのほうが嬉しかったという人もいるかもしれません」

 また姉妹メニューとして、4種類の唐辛子をブレンドした特製唐辛子パウダーを追加した『辛旨チゲ定食』(930円)も販売されている。

「『辛旨チゲ定食』の方は、本格的な辛さ。個人的には“激辛”といっていいレベルだと感じました。辛いのが得意な人はこちらを注文するのもいいと思いますが、そんなに辛いのが得意でないなら、通常の『チゲ定食』の方が無難だと思います」

◆とろろのトッピングで満腹感アップのしょうが鍋

『しょうが鍋定食』(890円)は、塩ベースの薄味のスープに、おろし生姜をふんだんに使った鍋。具材は、豚肉、水菜、白菜、ネギ、とうふ。サイドディッシュは生野菜のサラダとメンチカツだ。

「透明感のあるさっぱりとしたスープと生姜がとても合って、体が内側からポカポカになるメニューです。隣に座っていたお客さんもこの『しょうが鍋定食』を頼んでいて、醤油をドバドバかけて食べていたので、かなり薄味なのかなあと思ったんですが、まったくそんなことはないと思います。薄味とはいえ、旨みもしっかりあって、具材の味も感じられます。醤油をかけなくても、十分においしいです」

 サイドディッシュは、メンチカツ。以前はアジフライだった。

「アジフライも好きなんですが、さっぱりした鍋とのコントラストという意味では、ガッツリ感があるメンチカツは絶妙なセレクトだと思います。こちらにはしっかりソースをかけていただきました」

 また、とろろがトッピングされた『とろろしょうが鍋定食』(990円)も販売されている。

「しょうが鍋にとろろを入れるというのは初めてだったんですが、スープにとろみがついて、なんとなくコクが増すような感覚がありました。スープをより一層おいしくいただけるし、満腹感も大きくなります」

◆すき焼き定食は「肉増」を選ぶべき?

『すき焼き定食』(890円)は、牛肉、白菜、ネギ、とうふ、しらたき、うどんという具材を使ったオーソドックスなすき焼き。生玉子と味噌汁がついてくる。

「安定のおいしさです。すき焼きのタレは、味がしっかりしていて濃いめ。ごはんがもりもり進みます。まさに“定食向けのすき焼き”という印象です」

 ボリュームはどうだろうか。

「野菜などの具材はたっぷりですが、通常の『すき焼き定食』だと牛肉の量がちょっともの足りないかなと思いました。1290円と価格は高めになりますが、牛肉2倍の『肉増・すき焼き定食』だと、ごはんを数回お替わりできるくらいのボリューム感になると思います。個人的には“肉増一択”です」

 ほかの2種類の鍋定食には味噌汁がついていないが、この『すき焼き定食』にだけ味噌汁がついてくる。

「あくまで個人的な話ですが、鍋料理と味噌汁を一緒にいただくことはあまりないんですよ。すき焼きの場合、スープを積極的に飲むわけではないので、味噌汁がついてくるのはわかるんですが、個人的には味噌汁はなくてもいいかなと思いました。ただ、具材を全部食べきった後に、残った味噌汁と食べ放題のお漬物で、ごはんのお替わりを楽しむことができたのは、よかったです」

◆ごはんお替わり自由のポテンシャルを最大限に活かす鍋は?

 やよい軒といえば、ご飯がおかわり自由であることが、大きな特徴だ。その“おかわり自由”を最大限に楽しめる鍋メニューは、どれなのだろうか。

「味が濃くてごはんが進むすき焼きもいいし、しょうが鍋のスープにごはんを入れて雑炊にするのもいい。でも、やはりチゲ鍋の余ったスープで作った雑炊が一番だと思いますね。スープをフルで活用すれば、3杯くらいのごはんは余裕でいけると思います。やよい軒の歴代メニューの中でも、随一の“ご飯おかわり対応力”です」

 体が温まるだけでなく、ご飯のおかわりも存分に楽しめるやよい軒の鍋メニュー。定番化を求める声が多いのも納得だ。

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