特集
2020.11.29 15:59 週刊ポスト
メロディー・雛・マークス 脱「オーイェス!」で人気

外国人女優で異例の人気を博したメロディー・雛・マークス
これまでのAV業界では洋物のポルノ、いわゆる洋ピンはマニアックな嗜好ジャンルでしかなかった。しかし昨年12月に発売された北欧美女、メロディー・雛・マークスのデビュー作はAV動画配信サイトの総合ランキングで、数ある日本人女優作品を抜いて1位を記録し、“一番売れたAV”として話題になった。彼女を発掘したAV監督・ひむろっく氏が語る。
「発売から1年経った今も売れています。ここまで長くヒットし続ける外国人女優作品は初めてです。売れた理由は、なんと言っても他の外国人女優はおろか日本人女優も比にならない彼女のホスピタリティです。丹念に体のすみずみまで舐めつくすプレイはもちろん、制作サイドの意図を汲み取ろうとし、常に笑顔で現場を明るくしようとする姿勢は好感が持てました。そのポジティブな空気が作品にも反映されたのでしょう」
メロディーのヒットを受け、外国人女優専門レーベルも立ち上げられた。新レーベル・クレイジーウォーカーのプロデューサー・杉ノ木氏が経緯を語る。
「海外在住の日本人から『外国人女性の了承を得てセックス動画を撮っている』と売り込みがありました。見るとどの子もレベルが高い。雛ちゃんのヒットがありましたので、その流れに乗じて『これはすぐ販売するべきだ』と思い、レーベルを立ち上げました」
同レーベル作品のユーザーレビューは「どの子もレベルが高い」「喘ぎ声が大袈裟じゃないのがイイ」と高評価が続く。中でも人気なのはLA出身のカイラーだという。
「洋ピンは『オーイェス!』とスポーツ感覚のセックスが多いですよね。本作は日本人男性が心を通わせながら会話し、前戯を大切にした情緒あるセックスが売りです。異国で紳士的に女性を口説く日本男児による生々しいハメ撮りは他に例がないと思います」(杉ノ木氏)
単に外国人女優を出演させただけの輸入物にとどまらず、日本人ユーザーが好む情緒や奉仕精神を反映させた作品へ転化させたことで新しい形の洋ピンが誕生した。令和の洋ピンは今やヒットジャンルなのだ。
※週刊ポスト2020年12月11日号
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